白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

恩送り

「恩送り」 白井京月

馴染みのお好み焼き屋さんのAさんと話をしていた
Aさんは店長格で40歳既婚
良いキャラお姉いさん
私の数少ない話相手だ

この日は「義」についての話になった
私が、誰のために為せばいいのかがわからないと言うと
誰でも良いのだ、目の前の人の為にすればいいのだと言われた
これを恩送りと言うらしい
とても良い言葉だと感銘を受けた

恩返しの相手は別の人で良い
はて、私にどんな恩返しが出来るのか
些事を大切にと思った

貧困の撲滅(アイデア-1)

貧困撲滅の画期的プログラムが浮かんだのだが、どこにどう書こうか悩んでいる。
ああ、ここに書くしかないか。まだ、プレゼンが練れていないがアイデアだ。出してしまおう。

 

1.目的
貧困の撲滅。
セーフティネット都市を作り、生活保護より安いコストで快適な生活を保障する。

2.概要
ICカード決裁特区を作る。地域通貨ではなく円。居住資格は資産100万円以下。
ベーシックインカム有り。勤労可。税金有り。住居低額有り。食事低額有り。生活コストが安くて快適な都市。
大手外食チェーンに参入してもらう。住居は施設的なところ多数。都市内の外出は自由。都市にはギャンブルなし。酒、たばこ有り。
ただし特区外への移動はICマネーのチェック対象となる。他所で蓄財は出来ない。
医者や警察や行政などは公務員として住むこと可。
思想的には、救護施設生活保護法。現在、全国2万人超が利用)の100万都市バージョンだ。
これが成立すれば、ポスト資本主義の次世代文明と呼べる。
生活保護より低コストで成立するんじゃないのか。
セーフティ・ネット特区と呼んでも良い。
リニア新幹線作るより良くないか?

しかし、こんな都市建設。公共事業として超面白い。
イデアというよりSF的。いや、革命か。笑。

※このネタでのコメント、議論は歓迎します。

誰のために祈るのか

誰のために祈るのか
それは弱者のためだ
誰にために働くのか
それは弱者のためだ

自分より弱い人のために何かをすること
誰もがそれを実行出来れば、世の中は素敵になる
貧困という社会病理も克服できる

ただ、人は同質的なものを好む
組織は同質化する
仲間はもっと同質化する

だから異質な弱者は排除される、疎外される
福祉の世界でも対等な立場にならない
まして仲間にはならない主従関係
この意識を変えなきゃいけない
それが公共というやつだ

それなのに教育は同質化を強制する
社会は断層だらけに分断化されている

何が必要なのか
まずは祈ることだ
深く思い、深く祈ることだ
ビジネス化した、あるいは政治化した宗教に用はない
宇宙はここにある
すべては祈りから始まる

俺は失敗に成功した

俺は失敗に成功した
お前は成功に失敗した
俺の勝ちだな

意味がわからない

俺もお前も貧困だ
俺は富裕層から転落することを目標にした
お前は富裕層になりたいと頑張った
しかし、今は二人とも貧困だ
だが、仲間ではない
俺は失敗に成功した成功者で、お前は失敗者だ

馬鹿。失敗に成功なんてあるか

いや、失敗に失敗していれば、おれは貧困になっていない

お前、なんで貧困になりたかった

なにごとも経験だ。人生、一度しか無い

この、嘯き野郎が
お前なんて友達じゃないぜ
俺は這い上がるぜ

そうか、なら頑張ってくれ
俺は自然に運命の扉が開くのを待つ

なんだい、転落して終わりじゃないのか

そんな陳腐なストーリーは無いよ
そのうち扉が開く