白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

久しぶりの飲み会

3月2日以来である。いつもの高校将棋部のメンバー、TH氏、SI氏、NT氏と4人で大衆中華料理店に行った。昨日のことだ。なお、会計はすべてTH氏の奢りだ。

名目は、私を励ます会である。しかし、昨日はあまり煽られなかった。私に元気が無かった。どうしたら良いか聞いても、お前は俺の言う事を聞かないだろ、で終わった。

4人で10人前の餃子を食べた。蒸し鶏ジンギスカン、麻婆豆腐、酢豚、焼飯、ヤキソバなどを食べた。ビールはジョッキ3杯。満腹感が無いのは、脳が壊れているからか。

TH氏は5年上、62歳。会社経営。

SI氏は4年上、61歳。人事屋。

NT氏は一つ下、56歳。フリーター。

俺、57歳。無職。

話はTH氏の自慢に終始する。苦痛ではない。しらけている。まあ、楽しかったですかと言われると、楽しかったと答えるだろう。一般人との接触は久しぶりなのだ。つまり、普段は障害者世界に浸っているのだ。

思う事。何も無い。社会復帰という言葉を一度聞いたが、流された。私はそれどころではない。今日明日を生きるのに必死なのだ。

私は飲み会に何を求めているのか。ただで飲んで、食べて、それだけなのか。

年内に、もう一度あるかもしれない。もっと喋らないと。私らしさが消えていた。インヴェガの影響だろう。私らしさは必要か。わからない。

障害者を自立と就労にかきたてる愚

障害にもいろいろある。障害者の価値観も多様だ。しかし、それらの多様性を無視して、福祉の制度設計が行われているように思う。まず、評判の悪い自立支援について斬ろう。ここでいう自立の根っ子は、どんな支援を受けてもよいので、一人暮らしをして地域で生きて行きましょうということだ。自立支援とは、そのサポートでヘルパーさんなりを入れたりすること。医療費の自立支援は、病院と薬局を登録することで、患者の医療費を安く抑え。自立支援の費用として勘定を別にし、ほらこんなに政府は自立支援をしてますよという、プロパガンダのためにある。

そもそも、自立がそんなに素晴らしいだろうか。家族と暮らしたり、施設で暮らす方が気楽で快適なのではないだろうか。こんな骨格の部分に、しみったれた個人的信条である「自立」を持ってきたのがおかしい。

大事なのは、QOL(生活の質)である。盲目的に自立を目指すことは良くない。

厄介なのが就労だ。障害者の就労を称揚し、いろいろな制度が出来ているが、要は障害者を餌にした巨大ビジネス。それも巨大助成金ビジネスを作ったにすぎない。誰のためのビジネスなのか。それは障害者ビジネスをやる人、事業主んためであり、真に障害者のためになっているビジネスは少ない。

精神障害者で見ると、就労率は数%である。数%のために、莫大な助成金をばらまくというのは、社会保障費の配分としてあまりに歪だ。

自立も就労も一般世界の価値観に染まっている。自立は必要だ。就労は素晴らしい。努力して、向上し、成長しよう。そして、喜びを分かち合おう。

しかし、私は障害者の努力を一般世界の土俵で考えるべきではないと思う。

障害者世界には障害者世界の文脈がある。一般世界の底辺として扱われている現状は人権問題だ。これは大きなテーマだ。これからも、思うところを書いて行こう。

精神科訪問看護

週1回、訪問看護師さんが来る。目的は何だろう。一つには生活指導があるらしい。今日も朝からハイボールを飲んでいる。雨が降っている。もうすぐ看護師さんが来る。

8月から始めた自炊をやめようと思う。配食サービスに切り替えるのだ。自炊は疲れた。もっとも、ご飯を炊いて、納豆と卵だけだった。料理はしない。無一文対策だったのだ。これで、すっかり無一文に慣れてしまった。何とか生き延びたとも言う。緊急事態だったのだと思う。よく凌いだな。

訪問看護師は60代の女性である。精神科のベテランだ。来て、まず1週間に何があったかを話す。それから、バイタル・チェック。ああ、唐揚げが食べたい。

頭がいかれている。まともなエントリーが書けない。インヴェガが悪い。末期的だ。

ハイボールと唐揚げが欲しいが金がない。でも、コンビニに行く。

自炊が面倒臭い、ストレスだ。

何を甘えた事を言っていっるのかと思う。8月から始めた自炊。まだ、2ケ月も経っていない。

ある人が、配食サービス(お弁当の宅配)を勧めてくれた。この案を各所に聞いてみたのだが、意外にも評判が良い。いきなり自炊する気力が失せた。

本当に、それで良いのかな。高くつくよ。

ダメだ。文章にならない。もう、ハイボールを4本飲んでいるのだ。これから、5本目、買ってきます。