貧困と障害

一般世界の原理、障害者世界の原理

一般世界あるいは表の世界。障害者の親は、一度は一般世界で輝いて欲しいと願うものらしい。一般世界は豊かで、障害者世界は貧しい。一般世界は魅力に溢れているかのようだ。私は50歳まで一般世界で生きてきた。障害者世界を知らずに生きてきた。51歳で…

熱狂という病理と疎外

熱狂は賞賛されている。熱狂は推奨されている。義務教育が始まる頃から、勉強にスポーツに熱狂する者は集団を作る。会社組織など熱狂がなければ勤まらない。家庭であっても、生活に熱狂する。熱狂こそ、社会を動かす原動力なのだ。もちろん、熱狂に馴染めな…

当事者研究、休止のお知らせ

このブログの一つのテーマが貧困と障害の当事者研究だった。当初の想定では、貧困でもスキルと情報があれば、快適に暮らせるという仮説を検証できると考えていた。甘かった。貧困は思考を破壊し、無一文の常態化という最悪の事態を招いた。さらに、現実逃避…

会社を辞めると、うつは治るのか。

狂騒の企業戦士たちの中に入り、うつになる人は少なくない。うつになると、心療内科または精神科に通院させられて、例外なく薬をもらう。治癒する例は少ない。多くの場合、休職から退職となる。周りもいろいろ言う。「会社を辞めたら、うつも治るよ」無責任…

貧乏でも楽しく生きられます

55歳のMさん。女性。生れてから一貫して貧乏だったという。しかし、友達は多く、教養に溢れ、料理が得意。今は猫との暮らしが楽しくて仕方ないそうだ。 Mさんははっきり言う。 「貧乏でも楽しく生きられます」 とにかく、日常の中に楽しみを見つけること…

貧困イメージと見た目と匂い

今年は変化の年だった。精神科の主治医を変えた。金銭管理サービスを導入した。自炊をはじめた。そして、明後日からは配食サービスが始まる。生存条件との戦いに、一応のセーフティーネットがかかった感じだ。もっとも、今はまだドタバタしている。どう生き…

障害者を自立と就労にかきたてる愚

障害にもいろいろある。障害者の価値観も多様だ。しかし、それらの多様性を無視して、福祉の制度設計が行われているように思う。まず、評判の悪い自立支援について斬ろう。ここでいう自立の根っ子は、どんな支援を受けてもよいので、一人暮らしをして地域で…

福祉と貧困と人間関係と

中流の友達関係と、貧困層の友達関係は違う。貧困層の友達は、より苦しんでいる人を支援する。痛みの分かる者同士の関係だ。100円が切実なのだ。だから、少しでも余裕が出来ると、金を貸す。 私は借りている身だ。10万円以下だが借金がある。友達からの…

金銭管理能力の現実

8月6日に契約をし、通帳と印鑑を預けた。8月15日から、毎週水曜日にお小遣いが振り込まれる仕組みだ。因みに、現在は週8000円。足りる筈がない。 無一文の連続である。先週は、水曜日と金曜日に3000円、月曜日に2000円をおろすと決めたが、…

金銭管理能力を失った

障害と貧困の当事者研究毎週水曜日に8千円が入ってくる、お小遣い制になった。通帳と印鑑を渡し、金銭管理を委託しているのだ。それでも上手く行かない。いろいろと工夫して、水曜日と金曜日に3千円、月曜日に2千円をおろすようにしたのだが、破綻した。…

食料ストック

障害と貧困の当事者研究8月には4日間の無一文を経験した私だが、食糧ストックさえあれば何とかなるということが分かった。しかし、今現在、食糧ストックが少ない。 ・米 約3kg・ふりかけ 約6食分・カップ麺 1個一時は100個あったカップ麺はすべて…

所持金がゼロの状態

10日金曜日にお金を使い果たし所持金がゼロになった。電話で友達に送金を懇願するも不調。11日から14日まで、所持金ゼロの日が続く。今日3日目だ。 食料は米とカップヌードル、ふりかけ。それだけだ。あとは水出し麦茶。これだけ追いつめられてもどこ…

節約法は十人十色

厳しい節約を迫られている。1日千円。いろいろな人が助言してくる。酒とタバコはやめるのではなく減らせ、という人もいる。もちろん、やめろという人もいる。精神科医は禁煙して発狂するくらいなら、食費を削ってもタバコを吸えと言った。自炊すべきだとい…

2018年8月、俺は自炊に走ることにした。

狭い1Kのマンション。部屋ではパソコンが威張っていて、室内はオフィス風だ。調理スペースが無いのだ。外食三昧はできないのだ。自炊するしかないのだ。という訳で、パソコンを机からおろし、大きいテーブルを調理スペースにすることにした。 このレイアウ…

私は既に崖の下にいた

私は躁うつ病の一人暮らしである。2ケ月に一度の障害年金でつつましく暮らしているのだが、躁状態になると一気にお金を使うことがある。これでは、たまらない。東京の叔父さんが見かねて成年後見人をつけろと言ってきた。私もいろいろ調べて、何度も後見人…

異次元の貧困

2年ほど前、私は、1日2000円を貧困と書いて顰蹙をかった。そして今、私は1日800円の貧困に追いつめられている。 「1日800円は無理です」 「大丈夫です。私なんて1日0円の日があります」 「昨日もハイボールを3本飲みました。タバコは2箱で…

障害者世界から脱出できない件

一度、障害者世界に入ると脱出は難しい。障害年金を貰うと、素直に有り難いと思ってしまう。更新で等級が落ちないように、病状が良くならないようにと考えてします。いけないことだが、それは現実だろう。 私は前の前の主治医に一般就労で働けと言われた。ヘ…

福祉サロン

全国各地にある、地域活動支援センター。私はここのことを「福祉サロン」と呼んでいる。それぞれに個性があるが、大きな枠組みは厚労省が決めているガイドラインで規定されている。私が通っている福祉サロンも例外ではない。良い悪い、合う合わないがあるだ…

障害者世界の居心地

障害年金を取得して6年になる。まさに転落の6年だった。振り返ると長くなるので、現状についてだけ書こう。 週1回の精神科通院。週1回の訪問看護。週2回のヘルパー。週に3回前後は地域活動支援センターに行っている。そして、暇な時間は、命の電話や寄…

頭がパニック

節約しているつもりだ。焼肉屋にも寿司屋にも行っていない。それでも金が無い。今も、そしてこれからもだ。 水道代、電気代が払えない。いや、タバコと酒と喫茶店が悪い。何だ。どんな生活をしろと言うのか。 頭はパニック。自分をコントロール出来なくなる…

再掲:社会保障の切り下げは違憲である

社会保障の切り下げは違憲である ナショナルミニマムの根拠は憲法25条の生存権である。 第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努め…

貧すれば痩せる

急激に痩せた。MAX110キロ、昨年の100キロから、今年は86キロだ。げっそりした感じ。顔も青白く、疲労感まで漂っている。「ふらつき」が出るから危険であり禁忌である、ユーロジンが処方されているのも問題だ。今朝は、ほとんど朦朧としていた。…

誰のための障害者就労か

今年の4月から、就労継続支援A型、B型の運用変更がある。ざっと見た感じでは、新規参入歓迎から新規参入の抑制へという感じだ。 だいたいからして、この制度は福祉サービスというよりも事業主の利権、市場拡大という感が強かった。まあ、障害者を餌にした…

未解決の課題を解決した日

数年にわたって未解決の問題を抱えていいた。長編小説「笑顔の監獄」の執筆だ。途中でプロットを変えた。精神科医療と福祉の闇を切り裂く問題作だ。まだまだ膨大な勉強が必要だと感じていた。 しかし、急にこのテーマに真正面からぶつかるのは無理だと気がつ…

精神障害者同士の結婚

昨日は京都に行って独身女性と会った。結婚はしないと言っていた。 今日は某所で精神障害者の女性(以下、Aさん)に結婚しないのかと聞かれた。金もない障害者と結婚する人はいないでしょと答えた。すると、障害者同士の結婚は多いですよ、と返ってきた。じ…

日本の障害者数860万人

参考資料 障害者の状況(基本的統計より)|平成28年版障害者白書(全体版) - 内閣府 驚いたね。数年前の750万人から、100万人も増えている。それより、もっと驚いたことがある。 なお、この数値の身体障害者及び知的障害者は、「生活のしづらさなど…

障害者という身分

ネットでいろいろ調べていると「障害者という身分」という言葉にぶつかった。気分は悪いが、就労の現場においては、障害者は身分として扱われる。能力が劣る。賃金は安くて当然。この前提を破壊しないといけないと思った。だいたい、精神障害者の就労率は1…

障害と貧困の当事者研究の目的

研究の目的は実態調査ではない。実は、同じ障害、同じ貧困であっても、スキルと情報の格差から、生活水準には大きなバラツキがある。どうせなら、生活水準は上げた方が良いに決まっている。例えば、地域活動支援センターという仕組みがある。これなど、大き…

障害者就労ビジネス

「就労継続支援B型の平成25年度費用額は約2,438億円であり、介護給付・訓練等給付費総額の約15.7%を占めている。」 http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000091254.pdf 歪…

こんな日常が続くなんて

朝。ミックスサンド 250円昼。ミンチカツ、カレーパン 280円夕。玉子焼き弁当 460円今日は節約が出来た方だ。はて、これは貧困だろうか。貧困ではないように思う。だんだん感覚が狂ってきた。まだまだ。節約はこれからだ。昨日の夜はKH氏にご馳走…