白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

宇宙人会議2013 0.はじめに

このブログで、小説を書いてみることにしました。もっとも、FC2小説で発表している「宇宙人会議」に推敲を加えただけのものです。なぜ、いま、それを、ここに。それには言えない事情があるのです。

明後日より、平日に1日1章アップします。全15章の予定です。推敲しているうちに、ストーリーがFC2版と変わるかもしれません。お楽しみください。

 

「宇宙人会議2013」   著:白井京月

はじめに:

この物語は2013年に行われた宇宙人会議の取材に基づいている。フィクションだとは言わないが、ノンフィクションだとも言わないでおこう。それは読者諸賢の想像にお任せする。

宇宙人会議は毎年、インド洋のど真ん中にある、アメリカ領ガルシア島で行われている。世間ではここは軍事基地としてのみ意味のある小さな島とされているが、事実は異なる。人工的に作られた浮かぶ島であり、自然の楽園でもあるのだ。

2013年、日本からはヒロとミカが参加した。もちろん私も。はたして宇宙人は存在するのか。いったい何の会議なのか。それらは物語の中で明らかになるだろう。

人生いろいろ、人間もいろいろ、宇宙人もいろいろだ。2013年の宇宙人会議は歴史的に大きな意味を持つ会議だった。それが、私がこの物語を書いた理由だ。世界の文法は変わった。そのことを理解していただければ、筆者として、これにまさる幸せはない。