2016-02-23 適応障害 愚者の祈り(詩集) 「適応障害」 白井京月 適応障害は悪徳の病名 空気を読んで、快活で、従順であること そうでないものは 学校でも、職場でも、社会でも排除される 病院に行けば病名がもらえる 悪いことに、薬がもらえる そして、適応できる人間に改造されるのだが 改造はほとんど失敗する 脱出すれば良いのだ こんな適応者ばかりでは 劣化は加速するばかりだ 衰退は加速するばかりだ 心ある不適応者は、そのことを誇れ 自分に優しくなれ そして、生き残れ