TPPは新しい国家である

何かと話題の秘密めいたTPP(環太平洋パートナーシップ協定)だが、これはもう、21世紀型の国家。EU以上のものであることは間違いない。簡単におさらいしよう。

 

■加盟国

日本 127百万人 508兆円(左から国名、人口、GDP。以下同じ)
ブルネイ 0.1百万人 2兆円
ベトナム 91百万人 20兆円
マレーシア 30百万人 36兆円
シンガポール 5百万人 34兆円
オーストラリア 24百万人 159兆円
ニュージーランド 5百万人 22兆円
チリ 18百万人 28兆円
ペルー 31百万人 22兆円
メキシコ 120百万人 141兆円
アメリカ 319百万人 1916兆円
カナダ 35百万人 197兆円

※TPP参加国の経済規模は3100兆円で世界の4割。人口は8億人で世界の1割。

 

いや、行ってみたい国ばかりですね。仕事なら、観光なら、永住なら。いろいろ考えます。人口移動が活発になることは明らかですね。日本の高齢者は、どこかの国に100万人規模の高齢者専用都市が建設され、日本から追い出されるのではないでしょうか。物価の違いは当分残るでしょうから、年金で生活できるでしょう。マレーシアなんか良いですよね。常夏の国。洋服代が安く済みます。食べ物もおいしいです。魅力的ですね。

 

逆もありますね。日本にはベトナムあたりから若者がどんどん入って来るでしょう。ベトナムは経済も政治も安定していて、21世紀の成長エンジンの一つです。日本市場は狙われるでしょうね。

 

アメリカさんは、ラスボスとして盤石の地位を築くでしょう。EUへの政治的対抗も楽になります。世界地図が大きく変わるんですね。

 

国家概念も変わって行くでしょう。民族の移動は当たり前。流動化が進みます。国民国家という枠組み自体が揺さぶられることも考えられます。そう考えると、日本は本当に人口減少するのかな、とも思います。アメリカから溢れた人が大量にやってきて地方都市を占拠するとか。私は作家なので想像力を膨らませます。

 

お金持ちは南半球が狙い目かもしれません。不動産を買いましょう。1年中大好きな夏または冬という生活が出来ます。

 

TPP分野別ファクトシートというのが公開されていますが、そこには労働分野、地方公共団体というのもあります。高校生や大学生は、夏休みにベトナムでアルバイトとか、金融系の大学院生はシンガポールの会社に就職とか、珍しく無くなるんでしょうね。

 

世間には情報が公開されていないとか、農業を守れとかでTPP反対という意見もありますが、こんな重要な問題が公開される訳ないじゃないですか。私は早期の締結と、新しい世界を見てみたいですね。

 

日本。ああ、TPP国の藩ね。面白い国よ。みんなコスプレしてるのとか。これ、真面目に人口問題と労働力問題にインパクト絶大ですよ。

 

TPP各国に各国の街が出来る。なんかワクワクするな。しないか?