白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

回復はあるのだろうか

私が重篤な精神疾患で、治療中であることは以前から公言している。主治医に言わせれば、今は安定しているそうだが、私はこれでは困るのである。

好奇心を失い、問題意識が無くなり、思考力と集中力が無い現在が安定している? それでは、そこらへんのオッサンじゃないか。

さらには、文章を書いていた時が躁状態だったんじゃないですか、とまで言われた。ならば、いったい私は誰なんだ。過去の人格の全面否定だ。

貧困も相まって、何もできない状態にするのが精神科医療の「仕上げ」なのでしょうか。冗談ではない。

私は知能の回復を望んでいます。
私は思考力の回復を望んでいます。
私は経済的な回復を望んでいます。

精神科医療はこれらの希望に応えるつもりは無いと言うのか。

ゆっくりで良い。何とか回復したい。そうでないと、そこらへんのオッサンじゃないか。認めがたい。主治医は凡庸を目指せという。凡庸にも幅がある。

まあ、妄想を伴う躁うつ病に統合失調が混じってきた。昔のように回復することはないだろう。ただ、別の回復があると思う。もう、祈るだけだ。

ワンワンと鳴いて、統合失調を装っている場合ではない。本当に別人格が出て来る予感がしている。人格論。人格は時と共に変容するだろう。ワンワンが出るのは、今の人格が本来のものではないことへの警告かもしれない。回復には、まだ時間がかかりそうだ。