障害と貧困の当事者研究の目的

研究の目的は実態調査ではない。
実は、同じ障害、同じ貧困であっても、スキルと情報の格差から、生活水準には大きなバラツキがある。どうせなら、生活水準は上げた方が良いに決まっている。
例えば、地域活動支援センターという仕組みがある。これなど、大きな予算を投入して作られた障害者のためのサロンなようなものであり、利用しないと損である。
ただで利用できるものを上手く利用する。情報のアンテナを高く持つことが重要だ。
障害と貧困の研究においては、その多様性にも着目する。
障害の定義障害者手帳を持っていることで明白だが、貧困の定義は難しい。統計学的な貧困線だけでは定義できないと考える。所得にのみ着目し、資産や負債を考慮していないからだ。
まあ、研究の目的は障害があっても、貧困でも、そこそこの暮らしをするにはどうすれば良いかということだ。
家計支出も考え方次第だ。スキルや好み、地域性によって、標準的にどれが良いとはならない。
とにかく行政の担当者と仲良くなることが重要だ。各地の社会福祉協議会など、破格のサービスを展開しているところもある。
本研究では、問題意識を持って新しい制度を提案するなどといった無謀なことはしない。いや、するかもしれない。先のことは分からない。
それにしても高齢化と家族の問題は大きいな。廃人化施設の問題もある。現実を見ること。フィールドは限りなく広い。どこかで絞り込まないと。

 

【参考】

D.culture | すべての人間は障害者である。