白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

福祉サロン

全国各地にある、地域活動支援センター。私はここのことを「福祉サロン」と呼んでいる。それぞれに個性があるが、大きな枠組みは厚労省が決めているガイドラインで規定されている。私が通っている福祉サロンも例外ではない。良い悪い、合う合わないがあるだろうが、私は今の福祉サロンを気に入っている。今日はそこの様子を書く。少しだけ。

福祉サロンには、スタッフと利用者がいる。スタッフは施設長ほか2名以上。常駐とボランティアがいる。利用者は日々だいたい10~15名。大きなテーブルが二つあり、みんな輪になって座る。2階には横になって休むベッドやソファもある。

毎日、プログラムがある。料理。清掃。卓球。お抹茶。書道。カラオケなど。皆が退屈しないよう、スタッフは気を配るのだ。

この福祉サロンの凄いところは、ほとんどお金がいらないという点だ。障害者の居場所。障害者の生活リズムを作り、社会参加する場所。手の込んだ福祉制度だと思う。

私の通う福祉サロンは、10時から3時までだ。3時を過ぎると、気の合う仲間と喫茶店マクドナルドに行ったりもする。サロンによっては、サロン外での交流を禁止するところもあるが、私のところは比較的自由である。

さあ、今日は昼食100円の料理の日だ。行くぞ。徒歩30分で。