白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

福祉と貧困と人間関係と

中流の友達関係と、貧困層の友達関係は違う。貧困層の友達は、より苦しんでいる人を支援する。痛みの分かる者同士の関係だ。100円が切実なのだ。だから、少しでも余裕が出来ると、金を貸す。

私は借りている身だ。10万円以下だが借金がある。友達からの借金だ。金融機関からではない。

昨日は、あるイベントに参加したのだが、100円しか持っていないと言うとタダにしてくれた。そのうえ、帰りがけに、高級缶詰を2個貰った。これなどは、人間関係の為せる業だ。私は乞食的になっているのだった。

家に遊びに来る友達も、私の飲み物を奢ってくれる。訪問看護師は、それが酒ということもあって良い顔をしないが、私は大いに助かっている。私のような最低の人間にも、まだ、友達がいる。有り難いことだ。

底辺にいる今、私はそういう人間関係に救われている。最後のセーフティネット。それは人間関係だ。福祉は、最後の一線を越えない。困っているからと言って、お金を貸してはくれない。良くて、フードバンクを紹介してくれるくらいだが、これを使えるのは生涯に一度だけ、15日までだと聞いた。

福祉には、野菜、いやいや、優しい人が多い。ただ、仕事だと、10円も貸してくれないのが常だ。やはり、友達関係が重要だ。中流は、金の貸し借りを嫌う。貧乏仲間が重要なのだ。

後は、食糧のストックだな。タバコもストックするべきか。貧困4年目。1日2千円から、1日千円になった。それでもタバコですか。そんなもんですよ。