白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

貧困イメージと見た目と匂い

今年は変化の年だった。精神科の主治医を変えた。金銭管理サービスを導入した。自炊をはじめた。そして、明後日からは配食サービスが始まる。生存条件との戦いに、一応のセーフティーネットがかかった感じだ。もっとも、今はまだドタバタしている。どう生きるかを考える余裕などない。今日、明日をどう凌ぐかで頭がいっぱいなのだ。

今の私の外見は浮浪者である。ボサボサの頭、手入れしていない髭、そして何よりも嫌われる匂い。こんな風になったのは、5年前からだ。会社員時代はオーダーメイドのスーツにブランドもののネクタイ。それなりの風貌だった。

見た目と匂いが問題化したのは、貧困というセルフイメージが出来てからだと思う。社会に対する緊張感を失ったのかもしれない。単純に外見と匂いを意識しようというだけでは、どうにもならない。セルフイメージを変えないといけないのだ。

そうだ、地域活動支援センター(地活)のPSWに協力してもらおう。まあ、来年の課題だな。今年の主眼は生存条件の確保だ。

それにしても、会社員時代は着たことのないジーンズをはき続けている。これは緩みの元凶のようにも思う。私のはいているジーンズは臭いのだ。

障害者支援センターの担当者とは寝具を一新する話も具体的に出ている。いまの寝具は臭いのだ。

貧困だからと言って、貧困をアピールする必要は特にない。地活にも、私の様な不潔な人間はいない。貧困と不潔はイコールではない。さあ、前向きになってきた。貧困と障害の当事者研究は続く。