白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

狂ったヘルパー

先日の月曜日、地域活動支援センター(地活)「G」で理事長に声を掛けられた。

「貴方、B型の「P」に行ってみない。私が推薦するから」

「よろしくお願いします」

Pといえば理事長が福祉の超有名人で、資金潤沢なところ。好立地であり、私も無料の講習会に参加したことがあり、サービス管理責任者とは面識がある。

その後、精神科に通院し、この話をしたら主治医はインターネットでPを検索した。

「いまは安定が第一です。地活のGに毎日行けているのなら、そこでみんなと一緒にラストまでいる方が良い。」

納得した。私はすぐに地活のGの理事長に、お断りの電話を入れた。

昨日の火曜日、この話を62歳の男性ヘルパーにした。

「それはダメですね。Pに行くべきです。あそこは素晴らしい。とにかく働くことが重要なんですよ」

は、ヘルパーが医者の見解を否定して、自分の意見を言う。それに、B型は仕事ではありませんから。労働基準法の外側ですから。

それからも失言のオンパレード。バッサリと切り捨ててお帰りいただいた。

「今の社会は障害者を蔑ろにしている」だとか、それに反論すると「現実にそうなんですだとか」立場をわきまえて欲しい。

30分遅刻しても連絡がない、トイレの雑巾でリビングの床を拭く、ちょっと常識に欠ける人が、介護福祉士でジョブコーチなのだそうだ。これは大変だ。

しかし、ヘルパー不足なので、代えてくれとも言えない。こういう人を、うまく使えるかどうかでいろいろと違ってくる。

無料なのだ。無料品質なのだ。うまく使うことを考えよう。話し合うことなど、何もない。