白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

戦略とは何か

戦略とは何か。それは、勝てる土俵で戦うこと。未練のある領域を断腸の思いで切り捨てること。三谷宏治氏は、そう書いていた。

思えば、いままでの私は中途半端だった。

次世代文明全般の研究、貧困と障害の当事者研究コンサルティング、セラピスト、タロット占い師、ビジネスコーチ、バックギャモン・プレイヤー、作家、詩人、書道家、エッセイスト、などなど。

そして昨日、決めた。

仕事にするのは、将棋教室の師範と、知識人としての文筆、出版に絞ろうと。

タロットなら上がいる。バックギャモンも何もかも、体力的に無理だ。余技にとどめておこう。

昨日は、京都の鬼才、M女史と久しぶりに電話で話をした。次の日曜日に京都で会うことになった。

私は今日は、11時から交渉事がある。オックスフォード流の交渉術で、双方の満足を目指す。

中くらいの勝利で満足するものは、常に勝者でいられると言ったのは、誰だったか。

アルコールを断って2ケ月。レキサルティを入れて3ケ月。躁のスイッチが入ったのが、3月14日。躁状態は、昨日でプッツリと終わった。

BE KOBE

私は神戸に生まれ、東京に20年。そして、神戸に戻って来た。神戸は広い。徹底して私は神戸から出ない構えだ。それは、不安感情の強い今の私の安全策。芦屋はどうか。西宮はどうか。明石はどうか。淡路はどうか。三田は。宝塚は。

まだ、不安感が強いようだ。

そうそう、将棋教室をやる話は進んでおり、すでに四段の免状は代表が車で運んでくれた。4月中に、あの口座で売上を立てる。そして、あの口座は、事業専用だということを認めてもらう。ノーベル3賞、同時受賞などという誇大妄想は消す。無駄な戦いはしない。

豊かさから快適さへ、という次世代文明のラフカットを描いたという誇大妄想的満足感は許す。しかし、まだまだこれからだ。

量子力学の世界を知るのではなく、三次元の世界を疎かにしないこと。すべては繋がっているということ。さあ、まだ、「白井京月エッセイ集」のキックオフは出来ていない。準備が大事なのだ。プロジェクト・コードやインセンティブは決定的に重要なのだ。プロジェクト・チームでは、ワンネスが出来ていなければならない。

その打ち合わせも、今日ある。スタートは令和を待とう。「R」そういう言語分析のソフトがマーケティングでは重宝しているらしい。アンチ・マーケティングを実践するのに、マーケティングは必要ない。RIRIKU(離陸)。私たちはすでに、20世紀という最後の資本主義文明から離陸しようとしている。その痛みや、災難を最小限にすることが私の知識人としての使命なのだ。

ミッションは明確だ。では、報酬は何だろう。それは公開しない方が良い。

因みに、私が発病で手放した、最後のプロジェクトのコードは、GION、だった。プロジェクトが完了したら、メンバー全員で祇園に行こうというものだ。AAVAというプロジェクト・コードはヤバかった。多くの誤解を招いたからだ。まあ、これは今日以降、KH氏と考える。

ゆっくりと進め。