白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

22世紀に日本国は存在し得るか

81年後の日本。

このまま貧困化が続くと、いや今の相対貧困率から見ても、平均賃金から見ても、日本は先進国ではない。

【参考】相対的貧困率等に関する調査分析結果について

これは構造問題であって、小手先の施策では、大きな変化は期待できない。

少子高齢化とともにあるのが労働力不足。日本に住む外国人は急増している。

これに拍車をかけるエポックが、2020年の東京オリンピックだ。日本、住みやすいじゃないかという外国人が、どんどん日本に入ってくる。

日本の高齢化は、いつ終わるのか。その時の日本人の人口はどうなっているのか。統計では、2070年に日本の人口は8千万人を割り込む。え、なんだ、そんなにいるの、と思ってはいけない。労働力人口の減少分を外国人で補うならば、外国人1千万人時代が、もうすぐ来る。

政治と社会は、じわじわと変化する。時に、国際情勢は劇的に変化する。

雅(みやび)の国、サムライの国、明治維新カミカゼ、過労死、高度成長、皇室、と来た日本の新しいイメージとは何だろう。いまの日本という国のイメージは何だろう。アニメか、アニメか、アニメか。

俺は何を書いているのだろう。生きてはいない、22世紀の日本へのセンチメンタル。老いたのだな。うん、それも幸せなことだ。幸福な貧困があっても良い。

2020年の東京オリンピックの前に、今年はラグビーワールドカップがある。これもある意味で日本の試金石だ。英語が出来ると安心してはいけない。英語よりも、ベトナム語、中国語、韓国語が役に立つかもしれない。そして、大阪万博か。

イベントが続くのは良いことだ。よく、老人は海外旅行といったイベントが終わったあとに亡くなることが多いという。当時は私も反対したが、東京オリンピックは、来てよかったのかもしれない。

郷土への愛。複雑な思い。私は旅をしたい。お金があれば。