白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

精神障害者の顔

もう、5年以上になるヘルパーさんに聞いてみた。

「何も知らなければ、精神障害者に見えますか?」

「見えますよ。すぐに分かります」

そうだろうな。私自身、精神障害者を演じているのだ。頑張れば健常者も演じられる気がする。無理だろうか。

昨日、突然に意識が正常になった。昔の意識に戻った。そうすると、障害者世界に染まった環境に違和感を持った。違うだろ。

しかし、環境を変えることは難しい。服装からして問題になる。金銭管理まで外注しているのだ。真正の精神障害者ではないか。

日常を変えたい。地活には飽きた。動くには主治医の同意が必要だ。何がしたいの。分からない。お金が欲しい。だから、それは制度的に無理なの。

小説が書けない。思考力がない。意識は正常でも、能力も体力も正常ではない。

ああ、どこから見ても精神障害者か。だから、精神障害者世界に馴染めば良いのさ。みんな優しいじゃないか。

制度の枠組みがいろいろあって、一般世界には戻れないようになっている。脱出は賢明ではないと、誰もが言う。つまり、貧困に慣れろと。

ちょっと休養が必要だ。焼肉が食べたい。