白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

劣化は加速するのか

悲しいエントリーが続く。

朝、シアナマイドを飲んだ。夜、ハイボールを飲んだ。呼吸困難になった。気分を落ち着かせるためにタバコを吸った。その人は喘息なのに、だ。

馬鹿というよりも憐れだ。私の話だ。劣化。それに気づくことが回復なのか。それとも、劣化が加速しているのか。口癖のように「もうダメです」と言う。必ず「ダメじゃないですよ」と返ってくる。プロトコルのようにだ。

昨日は介護事業所Hとの契約だった。いくつめの事業所だろう。A、B、C、D、E。五つめか。いろいろなヘルパーさんがいる。仕事。そう、友達ではない。

2013年、私の知能はしっかりしていた。2013年、2014年は、まともなものが書けている。やはり、2014年9月の入院で、すべてが終わったのだろうか。貧困時代の到来。津波のように、すべてをさらっていったのは、貧困なのか障害なのか。障害があるから貧困なのか。

もう、何もない。小説はもちろん、詩も書けない。劣化は加速している。このブログを書くのが精一杯なのだ。

この世界を生きて行くことが苦しい。一般世界が見えなくなってきている。分裂する世界。私は、どういう世界を生きているのか。きっと、それを書くことが使命なのだ。

今日は夢を見た。私と父、その向かいにバックギャモン支部長が座った。劣化した私は、経営会議の重要参考人だった。もう、戻れない世界。断絶。狂った歯車。病気なんだよ。障害者なんだよ。それは、それ自体、残酷なことなのだ。私は貴方が見えないし、貴方も私を見ることができない。

ぽつぽつと、未来という時間が、不連続にやってくる。バスにも乗らず、電車にも乗らず、一日が過ぎて行く。

昨日も、布団の上で「キャイーン」と鳴いた。発狂したのだ。それでも入院には至らない。それが幸福なのか、不幸なのか、私には分からない。もう、世界の20パーセントは消えている。限界が近づいている。そんなふうに感じる、今。