白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

眠れぬ夜に思うこと

私は年に何度か睡眠障害になる。この数ヶ月、調子が良かったのだが、今日は0時40分に目が覚めた。空腹だ。再入眠できる雰囲気が、まるでない。思い切って「すき家」に行き、牛丼ミニと卵。ついでに、コンビニにより、角ハイボール濃いめとわかば。飛んだ散財だが仕方がない。もう、今日は寝るのを諦めたのだ。

いつの間にか9月になっている。昨日は子供さんでーかふぇだった。100円で昼食とコーヒーとおやつ。障害者はお得なのだ。

そして、許せない情報が入った。独身だと思っていた姪が、数年前に結婚していたというのだ。おい、どんな家族だ。それは両親は離婚しているよ。弟も離婚しているよ。最近、電話で弟と話をしたが、5年ぶりだよ。もちろん、俺も2回離婚しているよ。どうせ俺は精神障害者だよ。これは、差別だな。

虚しくなったよ。在職中は姪にお年玉をあげていた。そういえば、10年以上会ってないな。これが離婚一家の実態だ。あ、恥を晒しているだけか。そうかもしれない。

話題を変えよう。2日前に正常感を感じたんだ。俺は精神障害者ではないって感じ。身なりさえなんとかすれば、一般就労も行けそうだ。精神障害者世界は微妙だ。私のいるところではないという思いがどこかにある。だから、浮いている。あるいは、馴染んでいる。

義理、人情、打算。何かが足りないと思ったら。それは欲望だった。あるいは、楽しさだった。こういう要素をシステムに組み込まないといけないな。

ああ、また、睡眠障害になるのかな。インヴェガ6mgに減薬したのだが、睡眠だけを考えると9mgの方が良いだろう。もっとも、起きている時に、何も出来なくなるが。

俺がどうして、就労継続支援B型で働いているか。帰属が欲しかったんだ。B型に行きだして周りの見る目が変わったよ。たいしたことしていないのにね。不思議なもんだね。

もう、3ケ月目か。早いなあ。まだ、リズムが出来ていない。激度のアルコール依存の時期があったからね。

この夏、いろいろあったね。自我が不安定だと悩んでいた。もう一人暮らしは無理だとグループホームを探した。アルコール依存症での入院の危機あるいはチャンス。パニック発作とパニック状態。今は冷静だろう。

正常感が出てくると、一般就労が一番良いように思えてくる。それもクローズドでだ。(障害を隠してという意味)まだ、58歳だ。しょぼい生活には馴染めないぜ。

しかしだな。俺がいるのは底辺だぞ。通帳と印鑑まで預けて管理してもらっているのだぞ。一朝一夕には、事は動かないぞ。順番がある。

しょぼい生活には馴染めないぞ。刺激的なフレーズだな。しょぼい生活に慣れなさいというのが福祉関係者の常套句だ。支援者に逆らってどうする。鬱憤を貯めるのだ。

今日は週1回の精神科定期通院だ。無難にいつも通りの処方をもらえればそれで良い。悪い先生ではない。ただ、普通の俗物だ。回復ということばを社会的なことで使う。私のいう回復は身体的なことだ。ギャップが大きすぎる。

「身なり」か。何年も着ていないスーツ。カビがはえて履けなくなった靴。ワイシャツはどこかへ消えた。靴下。見ないなあ。ネクタイ。まだ10本くらいあるよ。だらけてるんだね。

「知能はどこへ消えた」復活のプログラムは出来るのか。いったい、あと何日、この正常感が続くのか。それより、睡眠はどうなる。いま、午前3時25分。寝ようか。