白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

50回目の戯言

これが、9月に始めたこのブログの50本目のエントリーだ。目次を作ろうかとも思ったが、面倒なのでタイトルのキーワードを抜き出してみた。

経済成長、貧困化、ノマド、家族観、地方分権、脱東京、雇用、議論、合意、東京オリンピック、ゆるさ、スタイル、政治的情動、ネットワーク、つながり、利他的、美学、問題、努力、組織、失敗、感動中毒、思考停止、症候群、オルタナティブ、移行計画、責任、撤退障壁、ビジョン、理念、社会保障、国際比較、目的意識、被雇用者、メンタリティ、説明、事実、定量的、定性的、SNS、常識、逆転、規範、クラスター、権力、インフルエンサー、キャズム、戦略、コミュニティ性、クラスタ性、人口推移、経済成長、不可能性、脱成長、経済学、難点、グローバル化、プレカリアート、劇場、通行人、情報中毒、情報失調、精神科医療、人格改造、ツィッター、貧困、思想、バトル、食品偽装、偽装報道、家計、生活


どういう語彙を使っているかで、どういう人物なのかは推定できる。今は言語分析のソフトも発達しているので、きっと私も、そして貴方も、いろろなマップの中で位置づけられていることは間違いない。単にマーケティングに使われるのなら可愛いが、それが政治的に利用されているとなると話は厄介だ。まあ、確実に利用されているのだろうが。(笑)

私が興味を持っているのは次世代の文明だ。経済構造と社会構造に革新的な変化が起こると予測する。その主な要因はプレカリアートの拡大家族の変容生産性革命インターネット革命の四つだろう。社会思想などというのは脇役でしかないのかもしれない。もちろん国際関係論は重要だ。これはすべての領域に関係してくる。方向性を見まちがえてはいけない。多元主義と多文化主義も鍵となる。あるいはマイノリティの問題。

現代の権力は資本である。コーポラティズムが世界を席巻する。利潤の99%が金融セクターに集中する。しかし、金融システムは欠陥だらけだ。現代は国際資本戦争の時代なのだ。

「文明の衝突」という本がある。「文明の接近」という本がある。私は「次世代文明の基本構造」でも書こうか。いや、これは冗談だ。ただ、この戯言、戯言のままで終わるのでは面白くない。基金でも作ってお金を作り研究に専念できれば良いのだが、そんなお金が集まるとも思えない。まあ、「戯言と呟きの哲学者」ということで妥協しよう。フリーの哲学者は今のところ富裕層には属していないことを告白しておく。