)成熟市場における新商品の4つのベクトル
えーと。俺は自称「フリーの哲学者」だけど、マーケッターでもあったりする。
今日、ファイルを整理していたら一枚の図が出てきたので公開うることにした。
当然のことだが、差別化には4種類のベクトルがある。
(上図は数年前のビール業界の例)
1.品質差別化は本流への挑戦だ。ブランドの確立が最重要。これはとても難しい。
2.機能差別化もある。これは真似されやすい。追随を許さない仕掛けが必要となる。
3.個性差別化も有力だ。ある意味でこれが一番簡単だが規模を追うとおかしなことになる。
4.価格差別化もある。もっとも単なる安売りは無意味だ。イノベーションによるコストダウンでなければならない。
そして、ここが一番重要なのだが、どのベクトルで行くのかを明確にしないといけない。決して2個のベクトルを求めてはいけない。これは「キホンのキ」だが、より突っ込んだ理論と技法というものは当然ながら存在する。それを知りたい人はコメントを入れてください。回答は有料(応相談)。うむ、コンサルタントにでも転職しようか。(笑)