野心を捨てる
より高次の意識を目指していた。霊の扉が開くことに期待していた。しかし、もう頑張るのはやめよう。流れに身をまかそう。
going with the flow
禅タロットから、そんな答えが返ってきた。
野心とは、上へと向かうこと。水は低きに流れるのだ。そこにあるのは、何者でもない自分だ。決して特異な存在でも、特別な存在でもない。流れと共に行きなさい。
もちろん、瞑想は続ける。水の流れのように。力を抜いて。
思えば、私は野心に満ち満ちていた。数多くの波乱は、その代償だったのかもしれない。野心を捨てる。エゴを消す。一冊の本からの気づき。いまは休息の時。