白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

攻撃性の異常と正常

貧困と障害の当事者研究。障害とは精神障害だ。病名はいろいろと変わってきた。双極性感情障害1型。非定型精神病。統合失調感情障害。病相も複雑だ。説明しやすいのは妄想くらいだ。今日のテーマは攻撃性。躁状態になると攻撃性が出る。暴力沙汰はないが激高したことはある。思わず相手の顔にビールをかけた。あれ、暴力沙汰か。

今日は電話で薬剤師と話をしていて、最近は攻撃性がないと言われた。薬剤師に言われる程に、昔は攻撃性があったのだ。やれ、訴訟を起こすから資料を作ってくれとか。迷惑な客である。結局、訴訟は起こさなかった。

暴力事件はないが、口論になったことは度々ある。つまらないことに、攻撃的になる。嫌な相手だと人格が許せない。そんなこと言われても困るわな。

躁状態による攻撃性は異常に属するだろうが、今のように無気力で攻撃性がまったくないというのが正常かというと、そうは言えない。適度の攻撃性は、正常の範囲で保持すべき性向なのではあるまいか。おいおい、あるまいかって、歳はいくつだ。

今、攻撃性がない理由は、はっきりしている。攻撃力がエネルギーが無いのだ。野球で言えば、球場の更衣室のベッドで横になっていて、入院したいのだがチームドクターに相手にされない感じ。はやく家に帰って寝ろと言われ、車の運転は危険だし、タクシー代はないし、気のいいチームメイトに送ってもらう作戦。ただ、これに失敗すると飲み会に出席することになる。ん。話が脱線したかな。わからん。

私の妄想経験は、誇大妄想、被害妄想、重要人物妄想、追跡妄想、などがあるが、積極的に攻撃的になることはない。攻められていると思って反撃することはある。おい、ヤバいじゃないか。

と、ここまで書いて、今の病状が、人格が消えるように薄くなり、最上級の無気力にあるこの状態が、エネルギー不足であるということに気が付いた。結論は、肉を食べようだ。

病状として、最後に出た攻撃性は去年の4月だ。地活で怒鳴り散らしたらしいが記憶にない。躁状態の極期で意識障害、記憶障害が出ていたのだ。なんだ、20年前から悪化してるんじゃないのか。

主治医は解離性障害を認めないが、前世は犬ですねと言った。別人格は、ワンワンと吠えるからだ。マスコミには漏らさない方が良いですよとも言われた。面白い先生だ。

発病から20年。ポテンシャルが急激に落ちた。回復などしなくて良い。攻撃性もない方が良い。生活するエネルギーがあれば、それで良い。問題は肉だ。