白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

グループホームは増えるのか

グループホーム。聞いたことの無い人もいるかもしれない。聞いたことはあっても詳しい人は少ないはずだ。グループホームとは、高齢者や障害者など生活に困難を抱えた人達が、専門スタッフ等の援助を受けながら、小人数で、一般の住宅で生活する社会的介護、社会的養護の形態のことである。多いのは認知症グループホーム。知的障害や精神障害は少ない。また、公的なものはなく、助成金で経営が成り立つというタイプがほとんどだ。実は、私も入りたいのだ。

厚生労働省の優秀な役人が考える制度は膨大かつ複雑で、白書を読んだくらいでは理解できない。奥の深い制度なのである。

現状の精神障害者の問題点として、生活が苦しくなると家族と切り離し、一人暮らしにして生活保護を受けるというのが一般化している。これでは、本人も大変だし、介護や看護など行政から出るお金も多いはず。言い方は悪いが、グループホームの方が安上がりなのではないか。

高齢化も含めて、一人暮らし比率の増加というのは、社会問題だと考えている。ちょっと厚生労働省に電話して、聞いてみるか。

いやあ、年金も含めると、厚生労働省の経済規模の大きさは凄いですよ。プライド高いんだろうな。あ、それはどうでも良いか。さ、電話だ。