白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

精神障害者と仲間意識

発病から20年が過ぎた。躁うつ病または非定型精神病。最初は、同病者との強い仲間意識があった。虐げられている。苦しんでいる。境遇。過去。同情。当初は結束のようなものまで、あったかもしれない。もっとも人それぞれだ。誰とでも仲良くなった訳ではない。

ところがここに来て、まったく仲間意識が生まれなくなった。わたしとは違い。差異ばかりが強調される。どいしてだろう。私は踊り場に来ているのかもしれない。

主体性略奪理論。学んだ記憶があるのだがネットでは出てこない。主治医に、そして多くの支援者に略奪された主体性、これから主体性を取り戻すのだ。

精神障害者の仲間意識。それは、ほのぼのとしているのだろうか。被害者の仲間意識程度のものではないのか。

俺は、貴方の仲間ではない。生ぬるい連帯はいらない。痩せた狼の方が良い。

そう言いながら、おいしいとことどりするけどね。

それにしても、この変容のキッカケは何だったのか。まあ、書けないこともあるということでごまかそう。