規範と規律、そして秩序と反逆
おお、タイトルはかっこ良い。学校や社会が好む規範と規律。そして秩序が生まれ良い世界になる。これが暗黙の了解。しかし、それは息苦しくもあり、退屈でもあり、耐えがたくもある。かと言って、規範と規律を緩めようという動きは少ない。ゆとり教育くらいではないのか。それは、ある意味で画期的だった。
規範と規律は一定の限度を超えると爆発する。そのために、監視を強化する。それは、より激しい逸脱を生む。逃避か、闘争かだ。
こんな観念的な話をしていても仕方がない。今の日本を見ると良い。
規範と規律は若年層に向けられ、精神障害の早期発見に力が注がれている。少し変わったところがあれば精神科を受診させて、「発達障害」というレッテルを貼るのだ。
こうした施策の結果が出るのは、10年後、20年後だ。
しかし、結果は見えている。「貧困社会」と「格差社会」だ。
なぜか。それを書くと長くなる。予言だと思って欲しい。
もっとも精神障害者に反逆の手段はない。いや、秩序への抵抗がある。もう、間に合わない。私は諦めている。