白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

博覧強記と浅学非才

驚いたね。某関西学院大学を卒業し、市役所に勤務していた、30代前半の女性が「博覧強記」を知らなかった。現代日本では、教養力の低下が進行中なのだろう。

そう言えば、国会で教諭を「きょうろん」と読んだ議員がいた。政治家として以前に、日本人として論外だろう。

そういう私は、「浅学非才」(せんんがくひさい)だ。学がなく、才能もない人間のことを言う。もちろん謙遜する時に使う言葉だ。

59歳になって思うのは、学歴や職歴と教養は無関係だということだ。

成蹊大学カイロ大学、どうでも良いことだ。

私が今、願うことは、「ささやかな暮らし」。押し付けはダメですよ。

余談だが、憲法に健康の義務はない。それなのに禁煙を押し付ける。これは、喫煙者にたいする「イジメ」ですよ。

私の理想は、朝のアイスコーヒーとゆで卵とタバコ。どこもかしこも禁煙になって、このささやかな楽しみが失われた。自宅。豪邸に住んでいる訳じゃない。そんなスペースは私には無いのだ。

話は長くなるが、禁煙は格差の象徴であるとともに、マッチポンプビジネスなんだよな。

緑のある街、タバコの吸える場所。そんな所に住みたいな。