白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

人間、どこまでも落ちるものだ

精神障害者になった。年金が欲しかった。障害者意識が生まれた。それは卑屈でもあり、高慢でもある。障害者なんだよ。免罪符を手に入れたという錯覚。意識が落ちる。

 

最低限の身だしなみも出来なくなった。部屋の片づけもしなくなった。ヘルパーさんがやってくれるから。

 

再び働こうという気持ちになれない。ただ、飲んだくれて、それでいい。

 

人間、どこまでも落ちるものだ。歯止めがなかった。もう、手遅れだ。