白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

障害者として生きる

精神が正常になった。もう、精神疾患ではないと思った。精神障害者世界からの脱出を考えた。医者も訪問看護もやめる。障害者支援センター、地活には行かない。障害者との付き合いをやめる。生活保護もやめる。働く。いろいろ考えた。

しかし、結論は障害者として生きるだった。安全が一番。いつ再発するか分からない。それに劣化してしまった。障害者は社会によって生かされているのだ。甘えるしかないのだ。そう思った。

発病から、22年。障害者になって、9年。もう、一般世界には戻れない。障害者として生きるしかないのだ。社会に感謝しながら。