白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

衆議院選挙2021に思う

衆議院選挙が終わった。マスコミの予想は外れ、立憲民主は大敗。維新は躍進し、与党は安泰だ。ただ、甘利幹事長の問題だけがクローズアップされた。幹事長に抜擢されたのが運のつき。これは、自爆ではないのか。もっとも、同情には値しないが。

野党共闘は失敗だった。枝野代表は辞任するのだろう。失敗ではないと強弁する共産党の滑稽。野党は戦略以前に地力がない。まあ、れいわという道化はあって良い。社民党など、存在理由が無くなっている。国民民主か。自民党より自民党みたいだな。国民は前の民主党政権でこりているのだ。野党の無力。もう、自民党の自壊を待つしかないのだろうか。

投票率の低さが目立つ。応援する政党、応援する政治家がいないのだ。国民は政治に醒めているのだ。民主主義の危機なのだ。マスコミの論点はここでもぼけている。

自民党の小石河とは、小泉、石破、河野のことだ。個人的には自民党内のリベラル派に期待したいのだが、これは風前の灯火だ。

貧困国日本に成長の可能性などない。新しい資本主義とは、成長なき社会発展のことを言う。岸田首相、私の声を聞きなさい。