白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

プール

「プール」 白井月

完全なる覚醒を求めていた
過剰なメタファーの海を泳ぎながら
そこが海ではなく
巨大なプールであったことを知る

プールサイドに咲くビーチパラソルの花
ハイビスカスの花
いたるところに転がっているロゴス

プールの底は珊瑚のようなものでできていた
商品のような男たちの笑顔
この時代にありがちな甘い笑顔に
嘔吐を感じる

市場でいう人間的なものと
私のいう人間的なものは
まったく無関係で
なんの接点も関係もないようだ
そういう関係にあるという言い回しを除いては

水面から顔を出すと
そこには汚染されている空気があった

太陽はどうやらまだ商品化されていないようだ

プールを出ると
小麦色に焼けた肌の、サングラスをかけた女性がいた
よく見るとマネキンだった

マルチーズが洋服を着て歩いていた
すべてを中和するような音楽が流れていた
私は映画の中にいるのだと思った
それは、現実よりも少しだけリアリティがあった

そんな夢を通勤電車の中で見た
そして電車の中でこのメモを書いた
その電車に、プールはなかった

欲望地図

「欲望地図」 白井京月

 

欲望

この二文字の深さと重さ

人生というのか

生活というのか

人の欲望は多種多様だ

俺は雲丹を欲望するが、あいつは雲丹を食べない

俺は名声が欲しくてしかたないが、あいつは無名で平気だ

満たされた欲望と

満たされない欲望

宗教家は欲望を捨てろと言うのか

そうではない

自らの欲望について丁寧に洗い出し

深く考えるのだ

深く感じるのだ

そして、欲望地図を作る

何を捨て、何を妥協するのか

そうすると本筋の欲望が見えてくる

意味?

欲望こそ意味だ

それ以外に何がある

飼いならした欲望が暴れ出す時もある

欲望が泡のように消える時もある

人間は欲望の質と深さで測られる

欲望を生きよ

汝、欲望を知れ

深く瞑想して、欲望地図を作れ

まあ、怠惰という欲望もある

さあ、横になって瞑想しよう

何日も、何日も、欲望を調べ尽くそう

欲望地図は人生の羅針盤

ホリスティック団体

NPO法人日本ホリスティック医学協会
http://www.holistic-medicine.or.jp/

 

一般社団法人 日本ホリスティックライフ協会 公式サイト
http://www.holistic-japan.com/

 

ホリスティックというのは「全体」「つながり」「バランス」といった意味でギリシャ語のHolos(全体)を語源としています。Whole(全体)もhealth(健康)もholy(聖なる)もすべてこのholosから派生した言葉といいます。

 となっている。まあ、全体性やね。統合とか。

 

部分が全体に作用し、全体が部分に作用する、制御系モデル。

全体と部分を切り離さないということかな。

 

ホリスティックはそうでも、ライフがつくとホリスティックは単なる形容詞になるかな。統一的な生活。全体性を意識した生活。

 

え、ホリスティックもスピリチュアルなの?

違うでしょ。

ホリスティックライフ

2016年10月1日付で解散した「次世代文明研究所」を本日付で復活させた。

研究員は誰もいない。ユニークだろ。(笑)俺は顧問だ。

 

次世代文明のテーマとして、ホリスティライフというのは相応しいと考える。そこで、ブログ村のカテゴリーは、そのまま「Energy Flow」として登録しておく。

 

問題は何を書くかだ。私は他に二つのブログを持っている。一つが「狂月日誌」もう一つが「文学秘密基地@白井京月」だ。

 

瞑想ね。あまり書くことが無くてね。もっとテリトリーを広げないといけないな。やっぱり「はてな」らしくコラムを復活させるか。まあ、とにかく狂気の復活だ。狂気を突っ走れ。そこに正気があるかもしれない。勝機と商機だ。さあ、鍵は開いた。