白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

社会への感謝と嫌悪

はて、あなたの言う社会とはどういう社会かな? そう言われると、私は日本社会のごく一部しか知らない。国際社会などメディアを通してしか知らないし、裏社会とは繋がりがない。まあ、ひとことで日本社会と言っても、そこから想起される観念は、それこそ人に…

仕事における専門性、創造性、面白さ

私は労働という言葉が嫌いだ。労働というのは指示に従う作業だ。仕事は自発的で主体的なものであり、そこにはやりがいがある。報酬がなければ誰もやろうとしないのが労働。仕事とは自らの分身だ。賃労働という形態は同じだとしても、すべてを労働者として一…

格差の捻じれ現象と貧困内格差

日本は格差社会である。単に所得格差だけではない。帰属、家族、学歴、職業、地位その他、諸々の格差がある。それぞれの階層でコミュニティが分かれる。いや、コミュニティに参加できない人もいる。自分とは異なる階層のコミュニティに興味を持って参加する…

葬儀の2割以上は参列者10人以下

葬儀会社の美人営業マンにつかまって、いろいろと説明を受け、アンケートに答えてきた。(注:俺は美人に弱い) 俺自身、一昨年離婚した。父と母も離婚していて、父は再婚している。弟がいる。長女がいる。いつ死ぬかわからないが、誰かが葬式を立てることに…

文化という過剰

今日の俺は昼からハイボールを飲んで酔っ払っている。そのうえ、既に脳は薬で萎縮しているし、最近の病相として思考がまとまらない。それでも書く。 文化とは過剰である。必要を越えたものが文化である。何も数万円の食器でコーヒーを飲まなくても、紙コップ…

日本の餓死者数、年間1700人。

俺には馬鹿な叔父がいて、電話で日本の餓死者は年間2、3人だと言ったのであきれ返り、調べてみた。 いいエントリーがあった。 「すくらむ」国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオン。 …

安価な労働力を大量に作るという愚策

財界は概ねバカである。一企業の経営や業績しか考えていないので、社会学や経済学をご存じない。労働力が安ければ利益が増えると真面目に思っている。だから各業界は利益調整機構である管轄省庁にいろいろなお願いをする。 各省庁はいろいろな制度を作る。そ…

幻影というエネルギー

私は精神障害者である。最近も調子が良くない。年表を作っていて、書き加えるのは没年だけかなと思い悲しくなった。薬で知能が低下し、日常生活能力と金銭管理能力を失った。ヘルパーさんという福祉があるから、なんとか一人暮らしができているが、それでも…