白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

貧困と障害

素顔の研究室。マハルシ。あるがままに。

今日は台風だし、ネット三昧にしようと思っていたら、熟慮の結果、ネット開始が午後7時半になった。それはそうだろう。150メートルの距離にある犬カフェに行くのに90分かかったのだ。8時半に電話をしないとと思い、自販機の前で電話した。水を買うか…

アルコール依存症の末期症状

酒しか飲まない。食事をしない。これは、末期症状らしい。 俺がそうだ。脳も委縮したし、社会からもこぼれ落ちた。あとは、死を待つだけだ。 飲まないと、うつと不安にやられる。これも、末期症状らしい。 俺がそうだ。飲まないと自我を支えられない。 酒。…

寝るでもなく、起きるでもなく

寝るでもなく、起きるでもなく、横になって一日を過ごす。おそらく、寝られないのだ。そんな日が続く。出掛けるのは買い物だけ。誰と会うことも、会話をすることもない。テレビは無いし、電話相手はいない。孤独、貧困、障害。 死にたいと思う。生きることに…

精神障害者の人生観

転落の完結。それは生活保護となり、さらに金銭管理サポートが入ったことで終了だ。しかし今、生活が成り立っていないという事実がある。そしてまた、10年前のように、上を見たり、下を見たりが始まった。 一つには、精神障害者世界で生きるという考えがあ…

アルコールが奪った感性

私はアルコール依存症と診断されている。1日平均、ハイボール6本。食事もとらず、ハイボールを飲んでいる。 最近は何も感じなくなった。感受性を失った。言葉が出てこない。ブロガー失格だ。いや、飲んだくれの人間失格だ。 いま、午前3時。寝られないの…

文明という枠組の解体構築

文明とは枠組である。私たちは皆、この枠組の中を生きる。しかし、現代文明は行き詰まっている。現代文明の中心は経済成長だった。しかし、いまや成長のフロンティアは無い。現代経済学のテーマは、経済成長なき社会発展なのだ。そのためには、経済成長のた…

人間、どこまでも落ちるものだ

精神障害者になった。年金が欲しかった。障害者意識が生まれた。それは卑屈でもあり、高慢でもある。障害者なんだよ。免罪符を手に入れたという錯覚。意識が落ちる。 最低限の身だしなみも出来なくなった。部屋の片づけもしなくなった。ヘルパーさんがやって…

精神科医の珍言

私の知る限り、精神科医ほど世間知らずで非常識な生き物はいない。今日は、精神科医の珍言を、いくつかご紹介する。 1.2011年YM医師 「貴方は二度と仕事など出来ない。はやく生活保護になりなさい」 弁護士は、あそこはそういう病院だと言った。内科…

再起とか、復活とか

前の主治医は、私が貧困から脱出したいと言ったら、狂っていると言った。その時は、そうかと思ったが、今はどこがどう狂っているのかと思う。この状況で、再起や復活を考えないと、生きるテンションが失われる。今は切実にそう思う。 段階がある。資本がいる…

最近の食事

貧困と障害の当事者研究はやめたような気もする。いや、気のせいだ。続けよう。 最近は、1日一食が続いている。1食は、すき家の、ご飯ミニと卵で、190円。卵かけご飯にして食べる。時に、卵は2個になる。250円になる。あとのお金は、タバコとハイボ…

健常者世界/障害者世界

ある障害者との会話で「健常者」という言葉が出てきた。軽いショックだった。私はこれまで「一般世界」という言葉を使ってきたが、「健常者世界」と言った方が正確だと思った。 健常者世界。私は50歳まで健常者世界にいた。38歳以降、精神科のお世話にな…

精神疾患の治療手順

1.精神疾患概念 今まで、二大精神病と言えば、躁うつ病と統合失調だったが、最近では、うつ病、発達障害、自閉症スペクトラム、アルコールや薬物の依存症、境界性人格障害、サイコパス、知的障害など、どんどんと精神疾患概念が広がってきている。 昔は、…

「甘え」と精神疾患

年配の人の多くは、うつは甘えだと思っている。作業効率がわるいのは、サボリだと思っている。昔は、そう思っている管理職が多数いた。今もいるだろう。 言うまでもないが、うつはサボリではない。頑張ろうとすればするほど、動けなくなるのだ。それを「甘え…

ロジカルに状況を整理しよう

2週間前から、朝の便失禁が続いている。紙おむつでは間に合わない。布団はウンコの海だ。これは、ハイボールの飲み過ぎが原因だと言われている。やめれば良いのだがやめられない。意思の問題ではなく、脳の問題だからだ。 入院を勧める人もいる。今年は、5…

発狂療法

私は精神障害者である。発狂の定義は難しいが、私は発狂したあことがある。 一例をあげれば、布団の上で無意識にワンワンワンとなく。ウィーンウィーンとうめく。主に、擬態語が良く出る。これが、私の発狂だ。 今日は頭が混乱して煮詰まっていた。いつも、…

私は、わがままです。

相変わらず歩けません。今朝、ヘルパー事業所に電話しました。 「便失禁の連続でパンツがなくなりました。予定外ですが、紙おむつを買って来てもらえませんか?」 私は重要顧客です。すぐに対応してくれました。 「4時頃になりますが良いですか?」 「結構…

パニック・ポケット

救急車明けの今日は7時半起床。A女史から電話が。カフェQに来ない? 断れない。タクシーで行った。それから地活へ。雰囲気に馴染めない。いきなり、パニック・ポケットに入った。 なお、このパニック・ポケットというのは私の造語だ。これでまた、私は精…

自我の瓦解

3日ほど前から、不穏な状態が続いている。寝ようと横になると、無意識に「ワンワンワン」と吠える。そして、起き上がって、「ウィーン」だとか「キャイーン」だとかうめく。そんな状態が20分以上続く。そこに自我は無い。とても怖い。今日もそうなった。 …

歩けなくても、一人暮らしを続けたい理由

歩けないと言っても、歩行困難というだけで、普通の人が5分で歩けるところが、30分になるような感じだ。15歩歩いてはしゃがみ込む。その繰り返し。 入院は出来るし、施設もあるだろう。しかし、一人暮らしが良いのだ。 1、酒が飲める 2、タバコが吸え…

私が歩けなくなった理由

退院して2日目。火曜日から歩けなくなった。 歩けないと言っても、一歩も歩けないわけではない。15歩くらいは歩ける。そして、しゃがみこんで5分休憩。また、15歩くらい歩く。普段は5分で行けるコンビニに、30分かかる。 水曜日、たまらず整形外科…

意味のない雑感

一般世界への未練。2012年もし、転院せずに教授が主治医のままだったら。 私「障害年金を取りたいんですけど」 教授「貴方はそんな人じゃないでしょ」 精神疾患でも、一般世界で踏ん張れる人と、精神障害者世界でないと生きられない人がいる。そこには、…

精神障害者世界を生きる

精神障害者世界とは何でしょう。それは、障害者と支援者からなる世界です。支援者とは、障害者センターのケースワーカーであったり、作業所の精神保健福祉士であったり、訪問看護師であったり、家事ヘルパーであったりします。 精神障害者の過半数は一人暮ら…

知能は回復するのか

昨年の10月10日に精神科を転院した。劇的に処方が変わった。いまでは、インヴェガも9mgから3mgに減り、発病後初めて抗うつ剤であるSSRIの進化系の薬を使っている。メンタルは快調だ。ただ、息切れと腰痛が酷かった。パーキンソン症状も見られ…

2019年大危機の真相

個人的な話である。2019年のゴールデンウイーク。私は強く、長い不安発作に襲われた。もう、一人暮らしは出来ないという観念に包まれた。今、思えば、それ自体がパニック発作だったのだが、主治医は診断を誤った。見当違いな薬を処方して、頑張れと励ま…

精神障害者と仲間意識

発病から20年が過ぎた。躁うつ病または非定型精神病。最初は、同病者との強い仲間意識があった。虐げられている。苦しんでいる。境遇。過去。同情。当初は結束のようなものまで、あったかもしれない。もっとも人それぞれだ。誰とでも仲良くなった訳ではな…

はじめての抗うつ剤

私は20年前に躁うつ病と診断され、以来、薬を飲み続けている。しかし、躁があるので、過去の精神科医は、抗うつ剤を避けていた。しかし、新しい医者は違う。勇者だった。リフレックスという抗うつ剤を処方したのだ。 私は無知だった。薬のことをよく調べて…

グループホームは増えるのか

グループホーム。聞いたことの無い人もいるかもしれない。聞いたことはあっても詳しい人は少ないはずだ。グループホームとは、高齢者や障害者など生活に困難を抱えた人達が、専門スタッフ等の援助を受けながら、小人数で、一般の住宅で生活する社会的介護、…

講演の悲しい結論

前に話していた講演会は、延期になった。しかし、昨日、何を思ったか原稿を書き換えた。暗い結論になった。 社会的生命を奪われる病気。それが精神障害です。好ましくないかもしれませんが、それが日本の現状です。私も、精神障害者世界で、慎ましく生きるし…

貧困と障害の当事者研究の終わりに

貧困と障害。それは、2012年から始まった。公務員の某氏に主体性を略奪されえ、障害年金と障害者手帳を取得した。そこからは、すべり台社会よろしく、2014年に警察に保護され入院。環境調整という美名のもとで、離婚、転居。そして、2015年に自…

障害と共に生きる

私は精神障害者である。今までは回復を期待して治療してきた。あるいは、絶望していた。しかし、今は違う。障害と共に日常を過ごすことが目標だ。思考力がない。集中力がない。そわそわする。そこから逃げずに障害と付き合う。さらには抗精神病薬の作用と副…