白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

私が歩けなくなった理由

退院して2日目。火曜日から歩けなくなった。

歩けないと言っても、一歩も歩けないわけではない。15歩くらいは歩ける。そして、しゃがみこんで5分休憩。また、15歩くらい歩く。普段は5分で行けるコンビニに、30分かかる。

水曜日、たまらず整形外科に行った。いろいろと足を動かされ、検査された。そして言われた。

「歩行器を使いなさい」

その時は、ハイそうですかと思ったが、だんだんと、その不便さにい気が付いた。段差がダメ。バスがダメ。要は、手の力で足の力不足をカバーするということだ。

歩けない。膝に力が入らない。腰が痛くなる。息切れがする。絶望的だ。

原因ははっきりしている。リボトリールという抗不安剤を飲んで、ハイボールを飲んだからだ。副作用が増幅されたのだ。

この現象は初めてではない。学習能力がないのだ。

回復するのか、しないのかも不明だ。ただ、回復したとしても、リスクを抱えていることは間違いない。

歩行器の手配は、すでに始めている。覚悟は出来ている。歩けない、とは少しちがうかもしれない。

来週の水曜日に再度、整形外科に行く。回復の可能性や、リハビリについて聞いてみる。

それにしても、精神科の薬は怖い。私が歩けなくなった理由。それは、アルコールではなく薬だった。