白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

緩慢な自殺について

絶望した。回復はない。

もう、昔のような冴えた論文は書けない。

もう、昔のような冴えた小説は書けない。

もう、昔のような冴えた詩は書けない。

精神病の薬のせいだ。もう、生きている意味がない。

性欲すら無くなった。味覚も衰えた。

ただ、角ハイボール濃いめだけはうまい。

5月にアルコール依存症で入院した。

耐えきれず、4日で退院した。

そこから、いろいろなことを学んだ。

ハイボールを毎日10本飲めば、1年で死ねそうなこと。(個人差はある)

臓器より前に脳がやられるので、苦しみは少ない。

そう知って、私は今、これを実践しているのだ。

自殺は罪だろうか。私はそうは思わない。私は悲惨な状況を知り過ぎている。

あと1年。死を背負って生きる。予定外の便失禁と歩行困難。緩慢な自殺にも苦痛はあるようだ。

幸福な死。私は、それを選ぶ。