白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

私は、わがままです。

相変わらず歩けません。今朝、ヘルパー事業所に電話しました。

「便失禁の連続でパンツがなくなりました。予定外ですが、紙おむつを買って来てもらえませんか?」

私は重要顧客です。すぐに対応してくれました。

「4時頃になりますが良いですか?」

「結構です」

なんと、わがままなのでしょう。自分でも惚れ惚れします。

夕方、コンビニの階段でしゃがみ込んでいると、美人さんに声をかけられました。

「大丈夫ですか」

「大丈夫です」

「お茶でも買ってきましょうか」

「いえ、結構です。優しい方ですね」

まさか、ハイボールと煙草を買いに来ましたともいえませんよね。わがままにも限界はあります。

そうなんです。紙おむつは自分で買いに行けたんです。ただ、かさばるので、持って帰る自信が無かった。甘えと言うなら言えば良い。そんな批判は怖くない。

いやあ、今日、来てくれたヘルパーさんは、人格者だった。目を見ればわかる。

もっとも、私がわがままだということは、目を見ても分かるまい。練れてるから。