白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

意味のない雑感

一般世界への未練。2012年もし、転院せずに教授が主治医のままだったら。

私「障害年金を取りたいんですけど」

教授「貴方はそんな人じゃないでしょ」

精神疾患でも、一般世界で踏ん張れる人と、精神障害者世界でないと生きられない人がいる。そこには、大きな河がある。それが障害年金だと思う。

私は、会社を辞め、障害年金を取得し、障害者手帳をとり、ヘルパーさあんが入り、転院し、発狂し、入院し、離婚し、廃業し、自己破産し、転居し、生活保護になった。それだけではない。金銭管理代行サービスまで入っている。怒涛の転落だ。

未練。後悔。もしも。そんなことを考えても意味はない。今を、そして未来を考えないといけない。

作家を自称しながら、作品が書けなくなった。自分の未来の絵すら書けないからだ。

コロナが終われば、また就労継続B型事業所に行き、地域活動支援センターに行くのだろうか。1日4時間、紙袋の穴に、紐を通す作業をやるのだろうか。

これが日本のセーフティーネットだ。虚しい。B型の精神保健福祉士は、50歳まで成功したのだから、あとは、のんびり暮らせば良いのよ、と言う。一般就労でもない、第3の道。それを模索したいのだが、手掛かりがない。

熱狂と興奮が好きだった。静寂が好きだった。過去形。今の自分が見えない。

好奇心と集中力を失った。本も読めない。将棋も弱くなった。

晩年の過ごし方。価値観の転換が必要だ。B型は畑を持っている。農作業に楽しみを見つけようか。大転換だな。