白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

私は死んだ

精神科医水島広子氏は躁うつ病になった時点で、過去の自分は死んだと思えと書いている。連続性の切断。それはどうなのかと思っていたが、今になって腑に落ちる。私は、2014年に死んだのだと思う。発病は1999年だが、2014年に世界が変わったのだ。

離婚、転居、廃業、破産。2015年以降は新しい私なのだ。新しいパーソナイティーなのだ。新しい世界を生きているのだ。

知能は崩壊した。しかし、まだ何かがある。私は死んだは、裏を返せば私は生まれただ。もう、回復はない。しかし、進化はある。

このブログは、過去の私と、現在の私を縦断している。次世代文明研究所は、今もまだある。

何が言いたいのか。水島広子は正しいと言いたいのだ。私は死んだ。そして、新しい私が生きている。

送らなかった手紙

拝啓 (元妻へ)

まだ生きています。そちらは、おかわり無いですか?

私は今年の4月に躁転し、また、病院を変わりました。当時の記憶が無く、ただお金だけが消えていました。修羅場でした。目白の叔父様がカップヌードルを100個送ってくださり、それで飢えを凌ぎました。8月には金銭管理サービスをしてくれる社会福祉協議会に通帳と印鑑を渡しました。いま、私は社会の最底辺にいます。もう、再起など考えられません。いまは一日一日を、どう生き延びるかで必死です。

抗精神病薬で脳が萎縮し、日常生活能力と金銭管理能力を失ったのです。顔から知性が消えました。会いたいですが、会わない方がいいでしょう。ショックを受けると思います。

インヴェガという薬の副作用で足の筋力が低下し、歩行困難になっています。昨年8月から、地域活動支援センターというところに通っているのですが、片道30分歩くため、これも難しくなりました。

〇〇〇さんは元気にしていますか。快活で可愛いところは、変わっていませんか。もうすぐ誕生日ですね。お金がないので、また、カードを送りますね。

知能が低下し、集中力を失い、何を書いていいのか分かりません。

末筆ですが、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

2018年9月9日

金銭管理能力を失った

障害と貧困の当事者研究

毎週水曜日に8千円が入ってくる、お小遣い制になった。通帳と印鑑を渡し、金銭管理を委託しているのだ。それでも上手く行かない。いろいろと工夫して、水曜日と金曜日に3千円、月曜日に2千円をおろすようにしたのだが、破綻した。今日はその破綻を振り返ろうと思う。


■9月7日、金曜日。3千円をおろす。繰り越しはない。
・セブンスター 460円
ハイボール 約210円
・からだカルピス 約180円
カップ麺 約180円
・お弁当(昼食) 400円
ハイボール 約210円
・ロールケーキ 約120円
・セブンスター 460円
・コーヒー 150円
カップ麺2個 約300円
小計 2670円
おかしいな。2850円だった。
■9月8日、土曜日。月曜日分の半分、千円をおろす。
・コーヒー 100円
ハイボール 約210円
・チーズ 約200円
・おにぎり 140円
ハイボール 約180円
・わらび餅 約220円
小計1050円。
合計3900円(2日間)

とても、貧困に喘ぐ人間の消費とは思えない。俺は、金銭管理能力を失ったのだ。酒とタバコ。どういうつもりだ。無能人間をなんとかしないと。ああ、それでも一人暮らし。大丈夫なのか?

食料ストック

障害と貧困の当事者研究

8月には4日間の無一文を経験した私だが、食糧ストックさえあれば何とかなるということが分かった。しかし、今現在、食糧ストックが少ない。

・米 約3kg
・ふりかけ 約6食分
カップ麺 1個

一時は100個あったカップ麺はすべて食べた。缶詰もすべて消費した。カップ麺と水出し麦茶を補給する必要がある。

相変わらず、酒とタバコは続いている。食事より優先している節がある。過激だ。

最近はカップ麺が喉を通らない。歯の無い私には硬い麺は無理なのだ。嚥下力も落ちている気がする。それとも、食べ飽きたのか。

とにかく、食糧ストックを充実させる必要がある。貧困は約束されている。