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Energy flow

黒崎玄太郎研究所

日本の人口推移から見た経済成長の不可能性

ジェイ・ロバート時代

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少子高齢化と言われる日本だが、大正10年から2050年までの人口の推移をグラフにしてみた。

 

戦争による人口減のあとの高度経済成長期には、15-65歳人口(生産力年齢)が増えている。つまり人口動態から見て、ある意味で高度経済成長は必然だったとも言える。そして、生産力年齢の伸びがなくなると、日本の名目GDPは伸びなくなる。そして、今後の見通しはどうか。生産力年齢が減り、高齢化が進む。これでいったい、どうやって経済成長をしようというのか。根本的に目標を間違えている。

俺は経済成長のために移民が必要だという発想も本末転倒だと考える。国家とは何か。経済成長で、いったい生活がどう変わるというのか。大事なことは、現実に合わせて目標を、そして制度を変えて行くことだ。経済成長という作られたスローガンのために人生の大半を仕事に奉げることが美徳だろうか。それよりも、どういう生活をしたいのかを明確にして、生活を目標にするべきではないのか。文化的生活と経済的豊かさの相関係数は低いのではなかろうか。

誰もが信じているデフレ脱却は本当に必要なのか。そして、それは可能なのか。近代経済学など政治の道具なのであって学問とは呼べないものであることを庶民は知らない。景気が良くなれば生活が楽になると本気で信じている。

上のグラフをよく見て欲しい。これでも日本は経済成長が可能だと思いますか?

都市計画、産業政策はもちろん、ライフスタイルを見直さないといけない。20年以上も前の固定観念を庶民が、政治家が、官僚が、マスコミが捨てられるかどうか。老人の意見ほど聞いて害になるものはない。