白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

真面目人間の悪癖

講演の原稿を書こうとして、私がまだ、自分自身を消化できていないことに気が付いた。言い換えると現状を受容できていない。これは、しんどいことだ。

私は重症の精神障害者だ。生きているだけで上出来だと、開き直った方が良い。いろいろな課題や目標を設定し、挫折して自分を責めること。これが一番よくない。真面目人間の悪癖の一つと言えるだろう。

やっと育ちのいい真面目人間の悪癖から脱却できたようですね。そう言ってくれたのは、私が親分と呼んでいる会社社長だった。頭の良い狸のような人だ。でも、神経質なんだよね本当は。

そういえば「お気楽革命」なるものの首謀者は私だ。その私が、ぜんぜんお気楽になっていないように思う。「グダグダイズム宣言」を書いたのも私だ。しかし、そのグダグダも疲れるということに気が付いてしまった。シャキッとしている方が楽なのだ。新しい宣言が必要だろうか。宣言?必要?まだまだ悪癖が残っているな。

そういえば、いい加減は良い加減と某氏が言っていたな。

講演会の原稿ね。何を伝えたいの。精神障害をめぐる現実。精神科医療、福祉、行政、家族。驚きの連続だ。きっと良い講演になるだろう。わくわく、バシャール。