白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

貧困の掟

キャッチーなタイトルだが、私が書くにはおこがましいタイトルだ。しかし、無理を通せば道理は引っ込む。とりあえず、いい加減だが書いてしまえ。そう、貧困とは何かを定義することもなくだ。いや、むしろ、この10ケ条がメルクマールになるかもしれない。ふん、酔っぱらっている日曜日だ。焼き糞だ。書こうじゃないか。

 

■貧困の掟10ケ条

1.1円を笑うな

  間違っても寄付などするな。貯金箱に入れるならよし。お金は1円からだ。

2.貧困世界に溶け込め

  貧困には貧困の世界がある。そうすれば、1食100円などの機会に恵まれる。とにかく、貧困世界を馬鹿にするな。貴方も貧困なのだ。排除されたら終わりだ。

3.非常時の友達を持て

  どうしようもなく行き詰まった時に、1万円を貸してくれる友達を持て。

4.過去のバブリーな経験を話題にするな

  1食1万円以上の豪勢な食事、寿司や、フレンチ、ステーキなどを話題にするな。

5.喫茶店に行くな

  ただし、奢ってもらう場合は行っても良い。

6.缶コーヒーは飲むな

  100円は大金だ。ディスカウントショップを調べよう。

7.飲酒厳禁

  経済的問題だけでなく、健康にも悪い。ただし、奢ってもらうならOKだ。

8.禁煙せよ

  貧困で喫煙。あり得ない。

9.連帯

  貧困仲間との連帯感を大切にしよう。

10.定着

  貧困から脱出しようなどと考えると墓穴を掘る。

同情や憐みは必然だ。それを不快に思うようでは甘い。貧困の掟。100まで書く時が来るかもしれない。もう、逃げられない・・・ような。