白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

知識人のための36章

マネージャーのくろいぬ氏に、出版企画書を通すなら、詩や小説ではなくエッセイでしょと言われた。ショックだった。確かに小説では窪美澄湊かなえにかなう訳がない。勝てない土俵では戦わない。マーケティングのというか戦争のというか基本だ。
そこで、このブログのベストエッセイを36本選んでみた。
題して、知識人のための36章。傲慢だろうか。

1.人間とは何か
2.現代日本のクレイジーな価値観
3.ニートのための10章
4.精神科医療とは何か
5.国家と雇用そして勤労の地平線
6.言葉はどこまで自由か
7.意識の商品化という悪夢
8.日本は貧困国なのか
9.闘技的民主主義
10.労働という神話装置
11.心理主義の危険
12.活動に対する存在の優位
13.知性は重要か-人間、昆虫、ロボット
14.価格と賃金の経済理論
15.「健全な従属」と「野心」
16.欲望進化論
17.SNSの光と影
18.世界経済の大潮流
19.進化経済学の視座
20.ポスト・グローバリゼーション
21.権力・システム・生活
22.生物学的反人生論
23.黒い経済成長
24.人間らしさの世紀
25.センチメントな主権議論
26.貧困の基準を考えよう
27.生活保護から最低時給を考える
28.日本は厚みを増す貧困層にどう対応するのか
29.貧困の撲滅
30.全日本喫煙飲酒自由党
31.道化師の不在
32.人生のテンプレート
33.認識の欠落と非対称性ー次世代と旧世代
34.生態人類学から見た未来予測
35.グローバル階級の誕生と民族意識
36.令和に思ふ

リンクを張っていなくて申し訳ない。企画書が通らないと何も始まらない。年内には型をつける。いや、きっと型がつくだろう。イメージすること。これは重要だ。夢は現実化する。

伊藤計劃氏の意思を継ぐ者

某社に出した出版企画書の筆者紹介に「統合失調感情障害を抱えた作家」と書いた。当然、企画書の受付前に落とされた。甘かったなと大反省している。
今なら、「伊藤計劃氏の意思を継ぐ者」と書くかもしれない。

何、伊藤計劃氏の「虐殺器官」は現代の必読書だ。私の書評もある。

 

rk0520.hatenadiary.org

 

この書評は、是非、読んでいただきたい。

併せて「ハーモニー」も読んで欲しい。

現代の社会の、そして世界の怖さが、危険性がよくわかる。

どう生きるのか。本当に難しい時代になった。

メンタルの薬による人格改造。人間の規格化。知らないうちに私たちは洗脳され、巻き込まれているのだ。

酒は百薬の長。煙草は長寿の秘訣。

日本では、憲法で思想・信条の自由が保障されている。

最近は評判の悪い、酒とタバコだが、これはWHOと医薬業界の陰謀だと言うと怒られるだろうか。

確かに、お酒の飲み過ぎは危険だ。しかし、適量なら健康に良い。タバコは吸い方次第だ。肺まで吸い込んではいけない。軽く吹かすのが正しい吸い方だ。私など40年以上タバコを吸っているが、レントゲンで見た肺はきれいだ。

酒もタバコも、人類が育ててきた偉大な文化である。それを否定するような人を、私は野蛮人と呼ぶ。

飲酒運転も50年前は田舎では日常茶飯事だった。取り締まりが厳しくなったのは、30年ほど前からか。私も飲酒運転、酒気帯運転は良くないと思う。

あまりに酷いのが喫煙者に対するイジメである。コンビニ前の灰皿が撤去されるなど、タバコを吸える場所がどんどん減っている。多額の税金を払っている喫煙者を馬鹿にしている。禁煙社会は間違っている。分煙社会なら納得だ。

夢のような話だが、喫煙特区を作って欲しい。きっと、文化人の集まる長寿の町になる。医学会は、その利益のために、いろいろなデータを出すのだろう。

私はWHOも医学界も信用していない。それこそ、自由ですよね、総理。

「文明の文法」入手

 

文明の文法1

文明の文法1

 

 

 

文明の文法2

文明の文法2

 

 久しぶりに知的な読書をします。

こんな必読書を今まで読んでいなかったとは恥ずかしい。

タイトルに入手と書きましたが、図書館で2週間の期限付で借りただけです。

読んでから書評を書くべきなのですが、どこに書こうか悩んでいます。書評ブログは単独で旧はてなダイヤリーにあるのですが、うまく扱えません。PROにするべきなのか、他ブログに移行するか、いろいろと迷っているのです。

この世界史の本には、日本の地理や歴史も詳しく書かれています。

「文明は多様な人間科学と関連づけて定義される。文明は空間である。文明は社会である。文明は経済である。文明は集合心性である」

次世代文明研究所は何をしているのでしょうか。ビルダーバーグ会議のブレインは何を考え、何を描いているのか。妄想が膨らみます。

20世紀には20世紀特有の語彙がありました。進歩、成長、開発などは20世紀の語彙です。このあたりは、イリイチが深く研究しています。

未来予測なら、エマニュエル・トッドでしょうが、経済システムの大きな変化を見落としているように思います。

現在と未来の間には非連続がある。予測を上回るスピードで現実が変化している。

日本のファンは世界中にたくさんいる。

あ、何を書いているのだろう。この本の書評は、後日このブログに書きます。読まないと。笑。