白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

食の都リヨンに移住する

だらだらと、こんな生活をしていてはダメだ。そうだ、移住しよう。移住するなら食の都リヨンが良い。福祉の国フランスが良い。

精神科医療はどうなる。そんなもの必要ないだろう。家事支援はどうなる。無くなるだろう。移動支援も当然無くなる。

それでも移住した方が良い。そうに決まっている。

ただ、問題が一つ。俺はフランス語が出来ない。

障害者就労の推進に反対します

障害者就労の推進。美しく聞こえるこの言葉の裏側を私は知っている。私は障害者だからだ。

いったい、一人の障害者就労のために、どれだけの人が動き、どれだけのコストがかかっているかご存知だろうか。障害者が貧困から脱出するために就労するのだとしたら、障害者就労の制度のためのコストを直接給付した方がマシなのだ。

障害者が就労したい動機は、社会参加などというきれいごとではない。ほとんどが、お金が欲しいのだ。社会は労働を刑罰的に捉え、そこにお金を払おうという。なんとも醜い思想なのだ。

障害者就労の推進は、一般人の障害者就労関連雇用の推進にはなっているが、障害者のためになっているとは言えない。

いま、障害者就労をめぐる思想や観念を見直す時に来ていると思う。自立支援も同様だ。自立できないから障害者なのだ。

障害者なのに働いて偉いわね。無神経なこのひとことに、どれだけ多くの障害者が傷つくことか。

障害者就労の推進など、百害あって一利なし。おやめなさいって。

敵を間違えるな

打倒!精神科医療、打倒! 脳科学、打倒!巨大資本、打倒!政府、打倒!マスメディア、だって。そんなもん、打倒できるわけ無いでしょ。馬鹿的短絡だ。どうした、俺。
敵は、人間の標準化を是とする観念や通念であって、特定の個人や組織ではないのだ。
言い換えると、敵は特定の言説なのだ。
精神科医療。お世話になってます。でも、間違いが多いですよね。
脳科学。それが神聖化されるのが危険なのです。哲学の復権に期待します。
巨大資本。グローバリズムが生んだ国家を超える力ですね。コメントは控えます。
政府。それは善も悪もありますよね。成功も失敗もある。去年の一律10万円の支援は助かりました。今年もお願いします。
マスメディア。胡散臭いですね。好きになれません。でも、そこで働くすべての人が悪人だということも言えませんね。
ちょっと冷静になりました。リフレックスの効果かもしれません。戦いは続きます。

人間の標準化との戦い

「人間の標準化に反対します」

いま、とんでもない方向に社会が進んでいます。
標準を決め、そこから外れると、発達障害だとか躁うつ病だとか睡眠障害適応障害だと騒いでマーケットを拡大する、医療業界と製薬業界。
資本の尻に敷かれ、それを支援する政府。
さらに、影響力を行使するマスメディア。
世界は最悪の方向に進んでいます。
さあ、戦うぞ。論陣を張るぞ。計画を立てるぞ。
 
打倒!精神科医
打倒!脳科学
打倒!巨大資本
打倒!政府
打倒!マスメディア
 
さあ、出発だ。
 
人間は社会の資源じゃないんだ
人間は道具でも機械でもないんだ
狂っているのは社会通念だ
機能主義的人間観に、NO
人は各人が独自の存在なんだ
カテゴライズされて、たまるか