白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

「医者でも一日1万円は使わない」だってさ

人の悪口は言うな、と教えられた。それはきっと処世術なのだろう。しかし、悪口も言えないようになったら人間終わりだという人もいる。それに、今日書くことは悪口ではない。

 

医療の世界では医者は頂点である。どんな医者だろうが医者は医者。異常にプライドが高いのが常である。私の主治医もインテリ。良い人だが、プライドは高い。

 

私は元アッパーミドルで今は貧困層。1日3000円以下に生活を落とせないで苦しんでいる。それを1日2000円で暮らせるようにするというのが精神科医療の目標なのだ。しかし、私は出来なかった。反動で1日5000円になり、1万円になると言ったところで主治医はピクンときた。

 

「医者でも一日1万円は使わない」

 

そう、主治医は漏らした。嫉妬だ。自分が上という前提を崩されたのだ。

 

1日1万円なんて、年間365万円でしかない。私が退職した時に立てた予算は月50万だった。コンサルタントなら、その程度の交際費は必用と思ったのだが甘かった。諸経費で月100万円は必用だった。つまり、月100万円以上売上が無いようでは、優雅なコンサルタントなど夢のまた夢という話だ。

 

まあ、そんなことはどうでも良い。要は、精神科医療というのは誰とは言わず、人生観を押しつけてくるもののようだ。そして、そこに、アサーティブ(人間として対等)は無い。

 

医者はそれほど特別なのだろうか。聖職だとは思う。しかし、所詮は労働者だ。フリーランスとは違う世界の人間なのだ。

 

文明の文法はすでに崩壊している。ただ、崩壊した文法に染まっている人が多いだけのこと。ていねいにこれを解体すること。これがディコンストラクションの実践だ。もうね、労働者はいらないんだよ。ロボットと人工知能でこと足りる。人間は人間らしく生きればそれで良い。次世代文明は、どこまでも楽しいのだ。