白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

人生と緊張の糸

50歳の時。人生に疲れていた。仕事での昇進はなくなり、家族とは別居状態。私は詩人になりたいと思った。そして、会社を辞めた。人生なんて「お気楽」が一番。真面目にそう思った。

大誤算だった。数千万の金が消え生活保護まで堕ちた。そして、今はアルコール依存症だ。まだ59歳。これから、どう生きるのか。悩みに悩んでいる。

人生という奴は、気張ってばかりいてもだめだが、緩め過ぎてもだめだ。緩急が大切だ。ただし、決してお気楽列車に乗ってはいけない。行き着く先は地獄だ。

現世。前世や来世があるかどうかは知らない。とにかく、現世を誠実に生きること。これに尽きる。

私は幻を見た。フリーランスで悠々と生きている人たち。ちょっと働けば月100万円は楽に稼げると思った。幻想である。現実は月に100万円使うことはあっても、稼ぐことは無かった。

ストレス社会である。緊張の糸がいっぱいいっぱいになることもある。心療内科や精神科に行く人、約350万人。良い医者も、悪い医者もいる。これは、運なのかもしれない。

貴方は生活保護で、お気楽に生きることに成功していると言う人もいる。しかし、楽しみはあるか? 張り合いはあるか? 喜びはあるか? 成果はあるか?

と、ここまで書いて、私が欲の塊で、感謝知らずのじじいだということが分かった。

しかしな、どこまでボヤクんだ。最近はこんなエントリーばかりだ。飽きるよね。