白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

2019-01-01から1年間の記事一覧

日常を問う

就労継続支援B型事業所に行くこと、地域活動支援センターに行くこと、どちらも何かが違うと感じるようになった。一般就労は主治医が何と言うかわからない。いや、体力的に一般就労は無理だろう。では、一日家で寝ているのか。 お金があれば、毎日、十三に将…

虚しさを味わう日

朝、7時に目が覚めた。快調である。服薬し、8時半に丸ちゃんが来る。もう一人の訪問看護師は、もう来ないことになった。チョンボの言い訳で気まずくなったからだろう。昔話に花が咲く。バイタルも異常なし。就労継続支援B型事業所に行く。 なんとなく朝礼…

激動の神無月

激動としか言いようがない。頻脈発作で救急搬送された。従前の治療の誤りがしてきされた。精神科で心臓に良くない薬が大量処方されていることが発覚した。急遽、精神科を転院した。薬局も変わった。処方が変わった。 24歳の彼女が出来た。彼女というより女…

社会や世界がどうしたというのだね

よりよい社会って何よ。よりよい世界って何よ。それを当然のように受け入れてしまう反知識人が怖い。 マナーをまもりましょう、だって。誰がマナーを決めたというのだね。 きれいな町にしましょう。俺は、きれいな町なんて気持ち悪いよ。 思考と行動の規格化…

父、黒崎勇の勤労観と社会観

父、黒崎勇。 甲南大学名誉教授。日独両政府から勲章を貰い、一時は名誉領事もしていた。 神戸日独協会をNPO法人にしたこと。ミュンヘン・オリンピックでNHKの通訳をしたこと。86歳のいまも精力的に文化交流に貢献するなど、活躍中である。 そんな父…

貧困と障害の当事者研究の終わりに

貧困と障害。それは、2012年から始まった。公務員の某氏に主体性を略奪されえ、障害年金と障害者手帳を取得した。そこからは、すべり台社会よろしく、2014年に警察に保護され入院。環境調整という美名のもとで、離婚、転居。そして、2015年に自…

戦略とは何か

戦略(ストラテジー)とは何か。それは、戦争の戦略なのか、経営の戦略なのか、経済の戦略なのか。そして人生においては、戦略を持つ人もいれば、持たない人もいるだろう。これは、好みの問題だ。 なお、経営者は経済学とはまるで違うので、経営者に財政学や…

令和元年10月10日、開業届提出

打算的に開業と廃業を続けていた黒崎玄太郎研究所だが、本日、遂に排水の陣で手書きの開業届けを芦屋税務署に出した。2011年から、3回目だろうか。もちろん青色申告はするし、確定申告もするだろう。何しろ大学時代は会計学専攻だったし、ゼミ教官であ…

今、なぜ将棋なのか?

空前の将棋ブームである。 大山時代、中原時代、谷川時代、羽生時代、渡辺時代ときて、今は若手による乱世だ。 私も覚えられないので、現在のタイトル保持者を書いておこう。 竜王 広瀬章人 名人 豊島将之 叡王 永瀬拓矢 王位 木村一基 王座 永瀬拓矢 棋王 …

令和元年9月27日金曜日

日本時間と書かなくとも、令和と書けば日本時間だ。9月27日と言えば、てんびん座だ。その24時間の私の一日を書く。まだ、1時間47分残っているのは許して欲しい。 起床は午前3時頃。8時40分に訪問看護師の丸ちゃん登場。よ、色男。ややこしい薬の…

知能が回復した

知能が回復した。2009年から2014年の全盛期には及ばないが、知能の低下を嘆いていた時期は終わった。結局は精神科の薬だと思う。私はレキサルティによって回復したと信じている。2018年に発売された新薬だ。 詩が書けるようになった。レベルは低…

義務教育の廃止と発達障害

最近、何かと話題の発達障害だが、私に言わせれば、あんなものは病気ではない。教育とか社会という、おかしな規範から外れたものに、「発達障害」というレッテルを貼り、精神科医療ビジネスをしたり、安い労働力を作ったりしているだけだ。 私は、イヴァン・…

大喘息

子供の頃から喘息だった。会社に入って、1回目の結婚をした時にも、喘息で入院した。重症だった。ベロテックだけが頼りだった。 ここ数年、毎年、ステロイド点滴級の喘息発作を起こしている。 実は9月16日に救急車でY病院に行った。ドクターに言われた…

精神障害者世界を楽しもう

精神障害は個性だと思う。ただ、その個性が一般世界に適さない。だから治療。違うだろ違うだろ。精神障害者世界を作って個性を楽しむのじゃ。 ん。精神障害者世界って何かって。病院とか、就労継続支援B型事業所とか、障害者地域活動支援センターとか、いろ…

障害と共に生きる

私は精神障害者である。今までは回復を期待して治療してきた。あるいは、絶望していた。しかし、今は違う。障害と共に日常を過ごすことが目標だ。思考力がない。集中力がない。そわそわする。そこから逃げずに障害と付き合う。さらには抗精神病薬の作用と副…

精神障害者と主体性

厚生労働省の統計は、心療内科、精神科に通院しているだけで「精神障害者」とカウントしているようだが、病歴20年の私からすると、障害年金をもらうか障害者手帳を取得する時が、自らを精神障害者だと感じる時のように思う。 私は38歳で発病し、50歳ま…

暗黒の時代は終わった

俺は目覚めた 精神障害者のレッテルを貼られ 人生を転げ落ちて気がついた 私の主治医は私だ 精神科医など利用するだけの話 あくまで主治医は私で主体性は私にある 医者は処方箋と診断書を上手く書けば良い 私の人生の主人公は私だ 私は主体性を完全に取り戻…

圧倒的であること

昨日は23時に寝た。予想通りの早朝覚醒。まだ、2時半だ。睡眠の質も悪い。鮮やかな夢を見た。 一般社団法人の生き残り戦略と、成功戦略。マーケティングの話である。結局のところ、その業界で生き残るのはゼネラリストとして優秀か、何かの領域で突出して…

入院前夜

アルコール依存症である。入院するべきなのに、主治医が入院させない。もう、5月からだ。しかし、流石にもうダメだろう。食べずに飲んでいる。γGTPが1200を超えた。 今日はバックギャモンの例会に行こうかと思った。Kプロにメッセンジャーまで送っ…

眠れぬ夜に思うこと

私は年に何度か睡眠障害になる。この数ヶ月、調子が良かったのだが、今日は0時40分に目が覚めた。空腹だ。再入眠できる雰囲気が、まるでない。思い切って「すき家」に行き、牛丼ミニと卵。ついでに、コンビニにより、角ハイボール濃いめとわかば。飛んだ…

自分らしさを取り戻せ

躁うつ病なり、統合失調症になると、抗精神病薬が処方される。これを飲むことで症状が緩和されるとも言えるが、その人の持つ個性が消されるとも言える。 たとえば私の場合、リスパダールをそしてインヴェガを飲まされた。これによって、熱狂と興奮という私の…

義理と人情の福祉システム

私が退職し、障害者になって区役所の生活支援課を訪れた時のことだ。私の過去の源泉徴収票を見て係長が叫んだ。凄い、局長より多い。 世間の風潮として福祉業界というと三流の人材で給料が安いというイメージがある。係長はこの考え方が許せない。福祉の人は…

地活にて

久しぶりの地活である。スタッフのKさんは、8月3日の夏祭り以来だと良い言い、Yさんは、8月初だと言った。ちなみに今日は、8月24日だ。 話題は、どうしてもB型になる。「死にたい」を禁止され、「ワン」を禁止され、「ピヨピヨ」を禁止され、「もう…

パニック発作と断酒

2019年8月20日。B型事業所をさぼった私は、朝からハイボールを飲んでいた。今年の2月4日から4ケ月断酒していたが、自我が安定しないので、アルコールを再開していたのだ。それも、7月からは激しく飲んでいた。飲まないと耐えられないという精神…

卑屈になるな

転落、貧困、精神障害 嘆くことにメリットはない 明るく受け入れようじゃないか 金が無いからとパニックになるな 3日おきに3千円が入るではないか とにかく卑屈になるな 精神科の薬には注意せよ 匙加減は微妙なものだ さあ、起き上がれ パンツを換えろ 髭…

精神障害者と人間の尊厳

台風が来ている。気圧が下がっている。喘息の調子が悪い。ヘルパーさんが来た。味噌ラーメンを作ってもらった。残した。 講演会の原稿をアップしたのだが反響がない。まだ、前編だ。後編で勝負だろうか。 俺は頭が狂いだした。ワンワンとピヨピヨだ。これは…

2019白井京月講演会(前編)

こんにちは。白井京月。58歳です。よろしくお願いします。 今日は私の精神病体験をお話したいと思います。 1999年。38歳までは、普通の人生でした。大学を卒業し、大企業に就職し、結婚し、子供ができ、家を買い、管理職になる。絵にかいたような幸…

夏休み前の通院

午前、精神科受診。犬の真似をするのはやめてください。人格を汚しているようなものです。そういうことは、やめてください。 1年以上通院して、ようやく回答があった。よく考える先生だなと思った。やはり、京都大学は違う。まてよ、前の主治医も京都大学だ…

貧困の掟

キャッチーなタイトルだが、私が書くにはおこがましいタイトルだ。しかし、無理を通せば道理は引っ込む。とりあえず、いい加減だが書いてしまえ。そう、貧困とは何かを定義することもなくだ。いや、むしろ、この10ケ条がメルクマールになるかもしれない。…

勤労と世間

勤労は聖なるものとして尊ばれるとともに、刑罰としても用いられる。そして、なによりも収入という形で格付けの装置として機能している。 就労継続支援B型に通所するようになった。周りの見る目が変わった。賃金が安くても働くのは良いことだ。周囲の素人は…