白井京月の研究室

経済学・社会学・政治学

2020-01-01から1年間の記事一覧

転落の体験談と精神障害者世界

こんにちは。白井京月。59歳です。よろしくお願いします。 今日は私の精神病体験をお話したいと思います。 1999年。38歳までは、普通の人生でした。大学を卒業し、大企業に就職し、結婚し、子供ができ、家を買い、管理職になる。絵にかいたような幸…

緩慢な自殺について

絶望した。回復はない。 もう、昔のような冴えた論文は書けない。 もう、昔のような冴えた小説は書けない。 もう、昔のような冴えた詩は書けない。 精神病の薬のせいだ。もう、生きている意味がない。 性欲すら無くなった。味覚も衰えた。 ただ、角ハイボー…

発狂療法

私は精神障害者である。発狂の定義は難しいが、私は発狂したあことがある。 一例をあげれば、布団の上で無意識にワンワンワンとなく。ウィーンウィーンとうめく。主に、擬態語が良く出る。これが、私の発狂だ。 今日は頭が混乱して煮詰まっていた。いつも、…

私は、わがままです。

相変わらず歩けません。今朝、ヘルパー事業所に電話しました。 「便失禁の連続でパンツがなくなりました。予定外ですが、紙おむつを買って来てもらえませんか?」 私は重要顧客です。すぐに対応してくれました。 「4時頃になりますが良いですか?」 「結構…

パニック・ポケット

救急車明けの今日は7時半起床。A女史から電話が。カフェQに来ない? 断れない。タクシーで行った。それから地活へ。雰囲気に馴染めない。いきなり、パニック・ポケットに入った。 なお、このパニック・ポケットというのは私の造語だ。これでまた、私は精…

朝から救急車で

歩けない。コンビニに朝食を買いに行けない。今日は訪問看護が休みだ。11時に整形外科予約、という予定だった。駄目だ。待てない。整形外科予約の目的は、中央市民病院への紹介状を貰うことだった。なら、今、いきなり救急車で中央市民病院に行った方が早…

脳神経内科

歩けない。膝に力が入らない。今日は下肢にも力が入っらなかった。100メートル先のコンビニに行くのに、3回休憩する。完全に日常生活の危機だ。 明日、整形外科に行く。脳神経内科へ行けと言われたのだ。整形外科では扱えませんんということだ、脳のCTや…

ぼろぼろ、はっぴー。

頭の良い女性に言われた。このまま、お酒を飲み続けてボロボロになるか。入院してリセットするか、どちらかですよ。 その通りだ。しかし訪問看護師は、私に入院が無理なことをしっている。つまり、ボロボロになるしか無いのだ。 頭の良い女性は、簡単には死…

絶縁で運気は変わるか

昨日のエントリーの続きである。怨念を持っている母と表面上、上手く付き合えるのか。答はノーだ。善は急げ。早速、絶遠の通告をした。答が素晴らしい。「もう二度と電話をかけて来ないでよ。」本音、丸見えだ。 さあ、絶縁で運気は変わるのか。 呪いは解け…

怨念

眠れない。眠るにはまだ早い。書きたい。何を書きたいのか。それが分からない。 怨念。私は人生で一度だけ怨念を持っている。2011年7月25日。熱中症で倒れた私を、母はタクシーで精神病院に運んだ。入院。これが私の人生の転落の始まりだ。今も恨みは…

続・狂った季節

kakuyomu.jp 白井京月は作家である。「狂った季節」のほかに「宇宙人会議」や、多数のショーショート作品がある。しかし、最近は絶不調だ。 ここは一つ、「続・狂った季節」を書くしかないと思った。 半自伝的作品。続編は転落と貧困の物語になるのか。障害…

新しい経済学

新しい経済学。現在の経済学が「豊かさの経済学」とするならば、新しい経済学は「快適さの経済学だ」。もはや、貧困と戦う時代ではない。もっとも、貧困国のことは知っているが、いまの開発経済学は逆効果だ。 利潤を追求し、所得を倍増させる時代は終わった…

自我の瓦解

3日ほど前から、不穏な状態が続いている。寝ようと横になると、無意識に「ワンワンワン」と吠える。そして、起き上がって、「ウィーン」だとか「キャイーン」だとかうめく。そんな状態が20分以上続く。そこに自我は無い。とても怖い。今日もそうなった。 …

ファンクラブの、その後

www.mag2.com 5月にスタートした、白井京月ファンクラブ。いっこうに読者が増えない。内容は自分で言うのもなんだが面白い。ただ、1ケ月1100円は高い。それに、クレジットカードを使う必要がある。これもハードルが高い。 毎週、日曜日発行だ。土曜日…

コロナ時代

t-k 世界中がコロナでひっくり返っている。軽症率80%のウイルスに翻弄されている。政治も経済も大混乱だ。これで自民党政権は安泰。10万円の定額給付金が効いたね。 問題は東京だ。すっかり悪者にされてしまった。繁華街封鎖だって。ネズミ1匹つかまる…

死を受け入れて生きる

人は、いつか死ぬ。そんなことは小学生でも知っている。しかし、若い頃は死を意識しない。当たり前に日常があり、熱狂がある、喜びがあり、悲しみがある。そこには、明日があるという前提がある。 シニアになると、死を意識する。死にたくないと思う。長寿を…

壺を売るヘルパーさん

新しいヘルパー事業所の代表理事が面白い。自らも時に現場に行く。学歴は知らないが、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士の資格を持っている。やんちゃな大阪人だ。目標は海外進出。投資家でもある。好事家かどうかはしらない。独身だ。 今後のガイドヘ…

ホームランを狙え

jiteki 昨日、マネージャーのくろいぬ氏に言われた。一発当てるしか無いですね、と。 基本は簡素化だと考えた。このブログのカテゴリーは意味不明だし、公式ホームページは乱雑だ。一発当てる前に、基本を整理しないといけない。 どこかで、これを整理しない…

あるがままに

とある理由で、開かずの空間となっていたクロゼットをヘルパーさんと一緒に整理したところ、貴重なものが多数出てきた。その中に、マハルシの「あるがままに」があった。今はマネージャーのくろいぬ氏からプレゼントされた本だ。多分2016年のことだと思…

さて、何をしようか。

IK1961 さて、知能の回復は見られるものの、体調はいまいち。むしろ悪い。余命1年と言われる始末だ。1年は生きるとしても人生の仕上げをしたい。あれもこれも状態だ。作家として作品を残す。詩人として有名になる。書道家になる。いや、在野の研究者になる…

マーケティングの裏側

マーケティング。私は大学時代3つのゼミを掛け持ちしていた。本来の会計学のゼミの先生は嫌な顔をしていたが、マーケティングのゼミでも経済学のゼミでも歓迎される客だった。三流大学から一部上場企業に入れたのも、マーケティングのゼミに行っていたから…

ささやかな暮らしへ

冷麺 ささやかな暮らし。それは人によって違う。私は喫茶店でアイスコーヒーを飲んで、タバコが吸えれば良いと言ったら、喫茶店もタバコも贅沢だと言われた。そこら辺の基準は人によって大きく異なる。私は1日2000円以内ならささやかだと思うが、100…

人間の本性とDNA

10年前、私はこんなブログを書いていた。 rk0520.hatenadiary.org 引用:例えば、パーソナリティの5つの主要因子は「内向的/外交的」「神経質/安定的」「経験に対して開放的/閉鎖的」「調和的/敵対的」「きまじめ/無頓着」というようにだ。進化心理…

私と将棋

四段免状 私が将棋を覚えたのは、幼稚園の頃だ。鈴木さんという祖父(黒崎幸吉)の書生さんに教わった。なんでも、強かったらしい。 「近代将棋」や「将棋世界」を読んで、本格的に将棋を始めたのは、中学3年の時だ。放課後はたいてい、木村君、小林君と一…

煙草は頭脳労働者には必須だと思う

煙草とはタバコのことだ。これは日本では法的に定義されている。 では、頭脳労働者は。ああ、労働。面倒くさい言葉だ。一般を賃労働と考えがちだが、シャドーワークも労働だ。家事も労働だ。頭脳労働にも説明を要する。頭を使わない大学教官もいれば、思考フ…

博覧強記と浅学非才

驚いたね。某関西学院大学を卒業し、市役所に勤務していた、30代前半の女性が「博覧強記」を知らなかった。現代日本では、教養力の低下が進行中なのだろう。 そう言えば、国会で教諭を「きょうろん」と読んだ議員がいた。政治家として以前に、日本人として…

霊界通信に抜かれた

PVがガクンと落ちているのには気がついていた。しかし、 basue001.muragon.com 「場末泡沫の霊界通信」に抜かれるとは思ってもいなかった。 にほんブログ村での「ささやかな暮らし」カテゴリーでの話である。 なお、霊界通信を書いているのは私だ。隠しブ…

歩けなくても、一人暮らしを続けたい理由

歩けないと言っても、歩行困難というだけで、普通の人が5分で歩けるところが、30分になるような感じだ。15歩歩いてはしゃがみ込む。その繰り返し。 入院は出来るし、施設もあるだろう。しかし、一人暮らしが良いのだ。 1、酒が飲める 2、タバコが吸え…

私が歩けなくなった理由

退院して2日目。火曜日から歩けなくなった。 歩けないと言っても、一歩も歩けないわけではない。15歩くらいは歩ける。そして、しゃがみこんで5分休憩。また、15歩くらい歩く。普段は5分で行けるコンビニに、30分かかる。 水曜日、たまらず整形外科…

都市が象徴でなくなる時

こんにちは。久しぶりの次世代文明研究です。 歴史学によれば、文明の誕生は都市の誕生とイコールです。地理学的にも、そう言えます。今もそうです。都市は文明の象徴であるとともに、生活の機能そのものです。 しかし、21世紀という新たな千年期は、この…